第0017日目 [出エジプト記]

出エジプト記33章であります。
いよいよ旅立ちのときが近づいています。


・主はモーセに、民を率いて、かつてあなたの父祖に「与える」と約束した「乳と蜜の流れる土地」カナンへ上りなさい。
 先住者たちは、わたしの遣いが追い出す。悪い知らせを聞いた民は一様に嘆き悲しみますが、主の言葉、モーセの導きに従います。

・モーセが臨在の幕屋へ入り、主の証しである雲の柱が立つと、民はみな家から出て起立して、そちらに向かって礼拝をするようになりました。
 モーセが幕屋から出て宿営に戻っても、従者であるヌンの子ヨシュアだけは幕屋から離れません。
 主はカナン行きを不安がるモーセに対して、「わたしが自ら同行し、あなたに安息を与えよう」(出33:14)と約束しました。

ここを読んだとき、なぜ民はカナン行きを「悪い知らせ」と受け取ったのだろう、と疑問でした。何遍も読み返してようやく、この地を去ってカナンへ移動したことを後々後悔するようになる民にとって、このカナン行きの指示は「悪い知らせ」以外のなにものでもないのだ、と合点しました。


「モーセは主に行った。『もしあなた御自身が行ってくださらないのなら、私たちをここから上らせないでください。いったいなにによって、わたしとあなたの民に御好意を示してくださることがわかるでしょうか。あなたがわたしたちと共に行ってくださることによってではありませんか。そうすれば、わたしとあなたの民は、地上のすべての民と異なる特別なものとなるでしょう。』
主はモーセに言われた。『わたしは、あなたのこの願いをもかなえよう。わたしはあなたに好意を示し、あなたを名指しで選んだからである。』」(出33:15-17)
この件り、主が随伴してこそのイスラエルの民、とさんさんかは解釈しました。


33章にはあともう一段落あるのですが、それはまた明日にします。



図書館へ寄った帰り道、デパートで買い物をし、人と待ち合わせてそのまま帰りました。大雨に祟られ、まったくひどい一日でありました。◆ 

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