第0047日目 〈レビ記第9章:アロンによる献げ物の初執行〉 [レビ記]

 レビ記第9章です。

 前章を承けて、祭司アロンの任職式から8日が経ち、主に献げ物がささげられます。

 アロンが献げなくてはならない献げ物は、……
 ・贖罪の献げ物として、無傷の若い雄牛
 ・焼き尽くす献げ物として、無傷の雄羊
であります。

 また、イスラエルの民も献げ物をささげなくてはなりません。その内容は、……
 ・贖罪の献げ物として、雄山羊
 ・焼き尽くす献げ物として、無傷で1歳の雄牛と雄羊
 ・穀物の献げ物として、オリーブ油を混ぜた物
である由。

 アロンは臨在の幕屋の祭壇で、まず自分の〈贖罪の献げ物〉、〈焼き尽くす献げ物〉をささげました。
 続いて、イスラエルの民が献げ物として持ってきた〈贖罪の献げ物〉、〈焼き尽くす献げ物〉、〈穀物の献げ物〉を、それぞれささげたのでした。
 その後でアロンは民を祝福し、祭司として初めて、献げ物をささげる儀式を執り行ったのでした。

 モーセとアロンが臨在の幕屋に入って出てくると、主の栄光が民の前に現れてみなを祝福したのです。

 「そのとき、主の御前から炎が出て、祭壇の上の焼き尽くす献げ物と脂肪とをなめ尽くしたこれを見た民全員は喜びの声をあげ、ひれ伏した」(レビ9:24)

 この件を読んで思わず膝を打ってしまいました。もっとも綺麗なプロットを持つ物語は、実はこの旧約聖書なのではあるまいか、と。


 家族で映画『まぼろしの邪馬台国』を観てきました。
 “良い”とか“傑作”とか、そんな類の言葉では讃えられないぐらいに、深々と心にしみる作品。
 九州の風景、人々の姿振る舞い、言葉の数々。どれもがくっきりとした美しさを持っています。
 竹中直人と吉永小百合演ずる二人の、強い絆で結ばれた関係のなんとも麗しきことよ。◆

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。