第0063日目 〈レビ記第23章:主の祝祭日〉 [レビ記]

 レビ記第23章です。
 この章で主は、“主の祝日”はいつか、なにをするのか(してはいけないのか)、献げ物はなにか、について、モーセに語られます。


・6日間働いて、7日目は休む(<安息日>)。

・第1の月の14日の夕暮れは<主の過越(すぎこし)>、15日は<主の除酵祭(じょこうさい)>である。
  初日に聖なる集会を開き、7日目に再び聖なる集会を開く。その間は燃やす献げ物を続ける。

  ※初穂の献げ物は祭司に渡し、祭司はそれを安息日の翌日に主へ献げる。
  ※この日から50日目の日に、新穀の献げ物がささげられる。

・第7の月の10日は<安息日>である。
  聖なる集会を開き、燃やして主に献げる献げ物を続ける。

・第7の月の15日は<贖罪日>である。
  民はこの日、苦行を行う。そうして、聖なる集会を開き、燃やして主に献げる献げ物を続ける。
  「この日はいかなる仕事もしてはならない。この日は贖罪日であり、あなたたちの神、主の御前
  においてあなたたちのために罪の償いの儀式を行う日である。この日に苦行しない者は皆、民の
  なかから断たれる。また、この日に仕事をする者は誰であれ、わたしはそのものを民のなかから
  滅ぼす。」(レビ23:28-30)

・第7の月の15日から7日間は<主のための仮庵祭(かりいおさい)>である。8日目に聖なる集会を開け。
  「あなたたちは7日の間、仮庵に住まねばならない。」(レビ23:42)

 以前にも、過越祭と除酵祭、仮庵祭が出てきたことを覚えていらっしゃいますか?
 すべてイスラエルの民のエジプト脱出にちなむお祭りで、こんな由来があります。
 1:過越祭 → エジプト人の長子と家畜の長子を滅ぼした神の使いが、イスラエル人の家は通り過ぎた(過ぎ越した)ことに由来(出12:23-27,43-49)。
 2:除酵祭 → 過越祭に続いて7日間行われる祭り。エジプト脱出を記念して、酵母を入れないパンを食べたことに由来(出12:14-20,13:3-9)。
 3:仮庵祭 → エジプト人たちの許から脱出した際、彼らが仮庵に住まったことに由来。


 仲道郁代のベートーヴェンをいまさらながら鑑賞中。そうか、楽聖のピアノ・ソナタはここまで透明度の高い曲だったのか……。
 それはそうと、『のだめカンタービレ』(上野樹里&玉木宏の方ね)映画化ですって。邦画史上初の、2作連続上映だそうで。楽しみです。◆

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