第0088日目 〈民数記第6章:〈ナジル人の誓願〉&〈祭司による祝福〉〉 [民数記]

 民数記第6章です。

 6:1-21〈ナジル人の誓願〉
 章題の「ナジル人」とは、特別な誓願を立てた「神にささげられて聖別された人」のこと……だそうです(共同訳付録15ページ解説による)。

 ナジル人になる誓願を立てている期間中は、髪を切ってはいけませんよ。なぜならそれは、髪への献身の印だからです。

 ナジル人である間はぶどう酒やぶどう液、或いはぶどうの実など、ぶどうの木からできたものはなんであっても、一切口にしてはならない。

 ナジル人として主に献身している期間中、死体へ近づいちゃダメですよ。触れると、献身の印である伸ばしッ放しの髪は汚れたものとなります。
 髪が汚れたならば、8日目に祭司の許で、罪を清める贖いの儀式を行う。そうしてから、改めてナジル人となる誓願を立て、期間を設ける。

 ナジル人である期間が満ちる日、そのナジル人は以下の献げ物を携えて、祭司を訪う。
 ・焼き尽くす献げ物、
 ・贖罪の献げ物、
 ・和解の献げ物、
 これらの献げ物を祭司は受け取り、主にささげる。
 そのあとで、ナジル人はナジル人であることから解放され、ぶどう酒などぶどうの木からできたものを口にしてよい。


 6:22-27〈祭司による祝福〉
 文字通りの内容です。
 モーセを経由して、アロンとその子らによるイスラエルの人々への祝福の言葉が語られています。
 ━━主があなた方を守ってくれますように、あなた方を照らして恵みを与えてくれますように、あなた方に平安を賜ってくれますように。
 (……このあたりまで来ると、モーセは依り代(中継点)としての役目しか果たしていないようです。しかし、後半になると、この人もちょっと悲劇的扱いを受けるようになるのですが……それはそのときのお話としましょう。)


 ここを読んで過去を思い出して“なるほど”、と納得したことが一つ。
 結局のところ主って、民を階層に分けた上で相応の接し方をしたいんだな。<博愛>が聞いて呆れるぜっ!



 来週から日本語を教えに、ちょっくらヴェトナムまで行ってきますぜ。
 ブログは悠然と更新続行。携帯メールも秘書経由で届くんでご安心を。
 担当編集者サマ、━━そういうわけで、締め切り伸ばしてくださいな♪◆

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