第0097日目 〈民数記第14章:〈民の反抗〉&〈土地侵入の最初の企て〉〉 [民数記]

 民数記第14章です。

 14:1-38〈民の反抗〉
 なおも民は不満を漏らし、エジプト脱出からして誤りであった、とまでいい出す始末。
 偵察隊に加わっていたヌン族の子ヨシュア(民13:8ではホシュア)とエネフ族のカレブのみが、主の御心に従ってカナン入植~侵攻の是を訴える。
 自らの意向に反する民を前に主は憤り、ヨシュアとカレブ以外の偵察隊(各部族の指導者たち)を疫病で死なせる。

 そして、いう。
 「お前たちは死体となって荒れ野に倒れるであろう。私に対して不平を言った者、つまり戸籍に登録をされた二十歳以上のものは誰一人、私が手をあげて誓い、あなたたちを住まわせると言った土地に入ることはない。ただし、エフネの子カレブとヌンの子ヨシュアは別だ。お前たちは、子供たちが奪われると言ったが[民14:3]、私は彼らを導き入れ、彼らはお前たちが拒んだ土地を知るようになる。しかし、お前たちは死体となってこの荒れ野で倒れる。お前たちの子供は、荒れ野で四十年の間羊飼いとなり、お前たちの最後の一人が荒れ野で死体となるまで、お前たちの背信の罪を負う。」(民14:29-33)

 私に抵抗するなら相応の覚悟をせよ、荒れ野で彷徨(さまよ)い人となって流離(さすら)うことを後悔せよ、というところか。
 重要なので、敢えて長文引用しました。


 主のこの言葉通り、カナン入植を許されていない(約束されていない)者が彼の地へ入ろうとするのが、
 14:39-45〈土地侵入の最初の企て〉
 である。
 主に背いた者はたちまち、カナンの先住民アマレク人、カナン人に撃たれて滅びた。


 <神は残虐である>。海外の小説や映画でどうしても合点の行かなかった点が、それでした。
 しかし、ここに至って霧が晴れたような感がしています。◆

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