第0106日目 〈民数記第23章:〈バラムの託宣〉&〈バラムの第二の託宣〉〉 [民数記]

 民数記第23章です。

 22:41-23:12〈バラムの託宣〉
 バラムはバラク王に連れられてバモト・バアルに上り、七つの祭壇、七頭の雄牛と雄羊を用意した上で、主に会った。
 主はバラムを通して、侵攻してくるイスラエルの民を祝福した。
 「神が呪いをかけぬものに/どうしてわたしが呪いをかけられよう。」(民23:8)
 「わたしは正しい人が死ぬように死に/わたしの終わりは彼らと同じようでありたい。」(民23:10)

 23:13-26〈バラムの第二の託宣〉
 落胆した王だが、今度はピスガの頂にバラムを連れて行く。呪術師バラムは同じように七つの祭壇、七頭の雄牛と雄羊を用意した上で、主に会った。
 主はバラムに言葉を授け、再びイスラエルの民を祝福した。
 「誰もヤコブのうちに災いを認めず/イスラエルのうちに悩みを見る者はない。/彼らの神、主が共にいまし/彼らのうちに主をたたえる声が響く。」(民23:21)
 バラク王は、あくまで主がイスラエルを祝福するのを知って、自分たちは彼らに対してどうにも対処の術がないと、地団駄を踏む。
 バラムはそれを、「われ意に介さず」という風で聞き流す。

 23:27-30は明日第24章と共に触れたいと思います。

 結局のところ、バラク王とは旧約聖書で初めて登場する<ヘタレ>なんではないのか、と思うのは、不謹慎……ですかねぇ……やっぱり。どお?◆

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