第0113日目 〈民数記第31章:〈ミディアンに対する復讐〉他〉 [民数記]

 気を取り直して、民数記第31章に入りましょう。
 民25:17で主がいったように、ミディアンの地は侵略され、その民は殲滅(せんめつ)されます。

 民31:1-24〈ミディアンに対する復讐〉
 モーセは主の命じるところに従って各部族から1,000人ずつの武装兵を送り出し、出陣のラッパと共にミディアン侵攻を開始した。
 イスラエル軍はミディアンの五人の王を惨殺し、モアブの呪術師バラムをも殺めた。彼の地の男子は皆殺しにされ、主の軍は女子供を捕らえ金銀財宝を奪って、ヨルダン川流域エリコのモアブ平原に陣を張っていたモーセ以下の同胞の許へ帰還した。
 が、モーセは激怒した。今回の侵攻の原因を作った女たちをなぜ生かして連れてきたのだ、と。そこで生娘と女児を除く捕虜はすべて殺された。強奪品は清められた後に部族や帰還兵に分配された(民31:25-47〈分捕り品の分配〉)。

 民31:48-54〈指揮官たちの献げ物〉
 侵攻軍に参加した兵は、一人も欠けることなく帰還した。そのことを感謝するために千人隊長と百人隊長が、奪った金細工の品を主にささげて贖いの儀式をしたい、と申し出る。
 モーセと祭司エルアザルはそれを承けて、臨在の幕屋にそれをささげて記念とした。


 揺るぎなき主の怒りと盲目的に追随する民。
 ……この構図に、テロリズムに通じるなにかを感じるのは、わたくしだけでしょうか?
 侵略者やテロリストの側にも信じる<正義>があるんだよな。
 もっともそれは許されざることでもあるわけで、容認するつもりではないのですが、そう思う。



 ヴェトナムから帰国したのに、なんで何事もなかったかのように、普通に更新されるんだろうな、このブログ。或る意味、それがいちばんフシギ。◆

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