第0118日目 〈民数記第36章:〈相続人が女性である場合の規定〉〉 [民数記]

 本日は民数記第36章。つまり、民数記の最終章であります。

 36:1-13〈相続人が女性である場合の規定〉
 ヨセフの子孫にしてギレアドの子孫の家長がある日、モーセの指導者たちの前に来てこういった。
 ━━自分たちには娘しかおらず嗣業の土地も娘らのものとなる。しかし、彼女たちが他の部族の男と結婚したら、土地は他部族のものとなり、ヨベルの年が訪れたら永劫に彼らの土地となってしまう。どうしたらよいか?
 モーセは答えていった。
 ━━もっともである。では、こうしよう。娘が誰と結婚しようと自由である。が、同じ部族の男との婚姻のみが許される。娘が受け継いだ土地は、代々に渡ってその部族の嗣業の土地でもある。宜しいか?
 斯くして女性が継いだ嗣業の土地にまつわる問題は解決した。


 娘の末の心配をしている、というよりも、彼女らの継いだ土地が奪われる不安を露骨に表しております。読めば読むほどやりきれない話。聖書を読んでいてこんな気持ちになったのは、久しぶりである。

 ……にしても、と、この章を読んでいて思った。
 部族の別を越えた男女のロマンスってなかったんですかね~。もしあったら、沙翁のロミ・ジュリの原型ここにあり、じゃん。


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 こほん、佳境かどうかはわかりませんが、試験がんばってくださいね。◆

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