第0196日目 〈ヨシュア記第12章:〈ヨルダン川の東方で征服された王たち〉&〈ヨルダン川の西側で征服された王たち〉〉 [ヨシュア記]
ヨシュア記第12章です。
ヨシュ12:1-6〈ヨルダン川の東方で征服された王たち〉
カナン侵攻の序盤、モーセとその一行は荒れ野を北上し、アルノン川を渡った。
戦の末に彼らはアモリ人の王シホンが支配する東アラバ全域と、レファイム人でシホン王の領国の上、即ちバシャンの王オグが支配するバシャン全域とギレアドの半分を占領した(ex:申2:24-37、申3:1-17)。
二人の王は撃ち殺され、その領国をモーセはガド族とルベン族、マナセの半部族に与えた(ex:申3:12-17)。
ヨシュ12:7-24〈ヨルダン川の西側で征服された王たち〉
カナン侵攻の中盤と終盤にかけて、ヨシュアとその一行はヨルダン川を渡り、その西方諸国を攻めた。それは、「レバノンの谷にあるバアル・ガドからセイル途上にあるハラク山に至る地域」(ヨシュ12:7)であり、「山地、シェフェラ、アラバ、傾斜地、荒れ野、ネゲブであって、(中略)ヘト人、アモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人が」(ヨシュ12:8)暮らす地域であった。そこはことごとく攻め落とされ、占領下に置かれた。
西方諸国の王は全部で31人。以下がそのリストである。
01:エリコの王
02:ペテルに近いアイの王
03:エルサレムの王
04:ヘブロンの王
05:ヤルムトの王
06:ラキシュの王
07:エクロンの王
08:ゲゼルの王
09:デビルの王
10:ゲデルの王
11:ホルマの王
12:アラドの王
13:リブナの王
14:アドラムの王
15:マケダの王
16:ベテルの王
17:タブアの王
18:へフェルの王
19:シャロンにあるアフェクの王
20:マドンの王
21:ハツォルの王
22:シムオンの王
23:メロンの王
24:アクシャフの王
25:ダナクの王
26:メギドの王
27:ケデシュの王
28:カルメルのヨクネアムの王
29:ドル台地のドルの王
30:ガリラヤのゴイムの王
31:ティルツァの王
以上である。
イスラエルの諸部族への、これら占領した西方諸国の領土分割がヨシュア記第13章から語られてゆく。
こうしてイスラエル諸部族のための、かねてより約束されていた領土(嗣業の土地)のくじ引き、それに従った土地配分が行われる、いわば下準備が完了したことを告げる章であります。
簡潔ながらも心引き締められるものを感じるのでありました。
数年ぶりに母校の三田の丘へ行き、涼風に吹かれながら、懐かしい時間を一緒に過ごしました。
相変わらず公園は隠れ家的スポット。大銀杏の下は女子大生に人気のよう。毎度ながら生協は混雑……。
変わる環境のなかに変わらぬ時間がある。本郷も御茶ノ水も、三田も。そんななかで生きてゆきたい。◆
ヨシュ12:1-6〈ヨルダン川の東方で征服された王たち〉
カナン侵攻の序盤、モーセとその一行は荒れ野を北上し、アルノン川を渡った。
戦の末に彼らはアモリ人の王シホンが支配する東アラバ全域と、レファイム人でシホン王の領国の上、即ちバシャンの王オグが支配するバシャン全域とギレアドの半分を占領した(ex:申2:24-37、申3:1-17)。
二人の王は撃ち殺され、その領国をモーセはガド族とルベン族、マナセの半部族に与えた(ex:申3:12-17)。
ヨシュ12:7-24〈ヨルダン川の西側で征服された王たち〉
カナン侵攻の中盤と終盤にかけて、ヨシュアとその一行はヨルダン川を渡り、その西方諸国を攻めた。それは、「レバノンの谷にあるバアル・ガドからセイル途上にあるハラク山に至る地域」(ヨシュ12:7)であり、「山地、シェフェラ、アラバ、傾斜地、荒れ野、ネゲブであって、(中略)ヘト人、アモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人が」(ヨシュ12:8)暮らす地域であった。そこはことごとく攻め落とされ、占領下に置かれた。
西方諸国の王は全部で31人。以下がそのリストである。
01:エリコの王
02:ペテルに近いアイの王
03:エルサレムの王
04:ヘブロンの王
05:ヤルムトの王
06:ラキシュの王
07:エクロンの王
08:ゲゼルの王
09:デビルの王
10:ゲデルの王
11:ホルマの王
12:アラドの王
13:リブナの王
14:アドラムの王
15:マケダの王
16:ベテルの王
17:タブアの王
18:へフェルの王
19:シャロンにあるアフェクの王
20:マドンの王
21:ハツォルの王
22:シムオンの王
23:メロンの王
24:アクシャフの王
25:ダナクの王
26:メギドの王
27:ケデシュの王
28:カルメルのヨクネアムの王
29:ドル台地のドルの王
30:ガリラヤのゴイムの王
31:ティルツァの王
以上である。
イスラエルの諸部族への、これら占領した西方諸国の領土分割がヨシュア記第13章から語られてゆく。
こうしてイスラエル諸部族のための、かねてより約束されていた領土(嗣業の土地)のくじ引き、それに従った土地配分が行われる、いわば下準備が完了したことを告げる章であります。
簡潔ながらも心引き締められるものを感じるのでありました。
数年ぶりに母校の三田の丘へ行き、涼風に吹かれながら、懐かしい時間を一緒に過ごしました。
相変わらず公園は隠れ家的スポット。大銀杏の下は女子大生に人気のよう。毎度ながら生協は混雑……。
変わる環境のなかに変わらぬ時間がある。本郷も御茶ノ水も、三田も。そんななかで生きてゆきたい。◆
タグ:聖書 ヨシュア記