第0197日目 〈ヨシュア記第13章:〈各部族の領地〉、〈ルベン族〉他〉 [ヨシュア記]

 ヨシュア記第13章です。

 ヨシュ13:1-14〈各部族の領地〉
 歳月が流れて、主は老いたヨシュアにいった、━━
 侵攻して占領すべき土地はまだまだたくさんある。それは広大だが、私、あなた方の神、主はイスラエルの民のためにその土地に住まう人々すべてを追い払う。ヨシュアよ、敵対した彼らの土地を、イスラエルの9つの部族へ嗣業の土地として分け与えよ。それはヨルダン川東岸から西の海(地中海)沿岸までの地域である、と。
 既にガド族、ルベン族、マナセの半部族には、ヨルダン川西域が嗣業の土地として与えられていた。民32,申3に於いてモーセは、3つの部族にそれぞれ嗣業の土地を与えた。それは以下の通りである。

 ヨシュ13:15-23〈ルベン族〉
 ルベン族に与えられた嗣業の土地は、アルノン川から北方、メデバの台地全域がルベン族の嗣業の土地である。嘗てその全域は、アモリ人の王シホンの王国であった。

 ヨシュ13:24-28〈ガド族〉
 ガド族に与えられた嗣業の土地は、ヤゼル、ギレアド全域、アンモンの国の半分である。嘗てそこはシホン王の王国の一部であり、ギネレト湖南方へ至る、縦に細長い地域であった。

 ヨシュ13:29-33〈マナセの半部族〉
 マナセの半部族に与えられた嗣業の土地は、「マナハイムからバシャン全域、すなわちバシャンの王オグの王国全体、およびバシャンにあるヤイムの集落のすべてである六十の町、ギレアド地方の半分、バシャンのオグ王国の町アシュタロト、エドレイに及んだ。」(ヨシュ13:30-31)
 おわかりのように、3部族に配分されたなかではいちばん広大な嗣業の土地を、マナセの半部族は与えられた。
 なお、レビ族に嗣業の土地はない。主こそ彼らの嗣業であるからゆえに。

 これらは既に民数記と申命記にも出て参りました。
 参考までに申し上げれば、シホン王とオグ王への勝利は民21:21-35,申2:24-37,申3:1-11に、ガド族とルベン族、マナセの半部族への土地配分は民32:1-33,申3:12-17に、触れられてております。



 前々からまとめて読んでみたいと思っていた近代作家の一人が夏目漱石。今日ブック・オフでちくま文庫の全集第2巻を見つけ、わずかに逡巡して、戸板康二の『松井須磨子』(文春文庫)と共に購いました。むろん、小説全集というが正しいのですけれど。
 2009年中葉から後半にかけた読書テーマは漱石山脈の踏破になるかも……。2月の芥川龍之介、3月の中勘助と寺田寅彦で味を占めたかなぁ。◆

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