第0299日目 〈サムエル記上第29章:〈ダビデ、ペリシテ軍から離脱する〉〉 [サムエル記・上]

 サムエル記上第29章です。

 サム上29:1-11〈ダビデ、ペリシテ軍から離脱する〉
 ペリシテの全軍はアフェクの地に集結し、イズレエルに陣を構えるイスラエルに向けて行軍を開始した。
 ダビデはアキシュ王と一緒にしんがりを務めて進んだ。アキシュの傍らにいたペリシテの武将たちはダビデの素性を知ると、「我々と共に戦いに向かわせるな。戦いの最中に裏切られてはならない」(サム上29:4)といって反発した。
 アキシュは呼んで、渋るダビデを説得した。「わたしには分かっている。お前は主の御使いのように良い人間だ。」(サム上29:9)が、武将らが斯くいうので、お前はお前に与えた町へ帰りなさい、と。
 そうしてダビデはアキシュ王と分かれ、行軍を続けるペリシテ軍から離れ、サム上27:6で賜ったツィクラグの町へ、その兵たちと共に帰った。

 同じ王でもサウルと較べるとアキシュの方が寛大だ、とする意見があるらしいのですが、それは較べること自体が根本的に間違っていると思います。王とは雖もアキシュはペリシテ領内の或る町を治めるだけの地方領主にも似た存在。対してサウルは全イスラエルを統べて導く立場にある主の代理人です。重圧も立場もまるで異なる「王」であります。
 サウルとヨナタンが主の言葉どおりの運命に直面するまで、あと2日……。



 クラフトcondストラヴィンスキー《ハ調》&《3楽章》、復活万歳(NAXOS 8.557507)。

 当面の願いはただひとつだけ、いまはひたすら、ひたすら小倉さんに逢いたい。それだけ。
 KBMの誰彼でいいから再会に協力してっ!! うわおーん、お願い~、と遠吠えしてみる月の夜。◆

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