第0382日目 〈列王記上第15章:〈ユダの王アビヤム〉、〈イスラエルの王ナダブ〉他〉 [列王記・上]
列王記上第15章です。
王上15;1-8〈ユダの王アビヤム〉
北王国イスラエルがヤロブアム王第18年に、南王国ユダの王に即位したのはアビヤムである。御代は3年続いた。父はレハブアム前王、母はアビシャロムの娘マアカ。
アビヤム王も父王と同じ轍を踏み、すべての罪を犯した。また、自分の神、主と心を同じうすることもなかった。対イスラエル戦も継続された。
ユダの王アビヤムの事績、すべての行いは『ユダの王の歴代誌』に記されている。
崩御してはシオンへ埋葬され、その子アサが次王となった。
王上15:9-24〈ユダの王アサ〉
北王国イスラエルがヤロブアム王第20年に、南王国ユダの王に即位したのはアサである。御代は41年続いた。母はアビシャロムの娘マアカ、前王と同じため、「母」は「祖母」と読み替えるか、アビヤムとアサは兄弟であったか、と岩波版『列王記』当該補注では指摘している。
アサは祖父ダビデと同じ心を持ち、自分の神、主を敬った。父レハブアムの誤った行いをすべて正した。
対イスラエル戦は絶えず続いた。時のイスラエル王バシャ(王上15:33-16:7)との間に起こった紛争ではアラム王ベン・ハダドと同盟を結び、イスラエル軍を退けた。また、バシャが要塞建設の際に残していった部材を用いて、ベニヤミン旧領ゲバとミツバに砦を築いた。
ユダの王アサの事績、すべての行いは『ユダの王の歴代誌』に記されている。
崩御してはシオンへ埋葬され、その子ヨシャファトが次王となった。
王上15:25-32〈イスラエルの王ナダブ〉
南王国ユダがアサ王第2年に、北王国イスラエルの王に即位したのはナダブである。御代は2年続いた。父はヤロブアム前王。
ナダブ王も父王と同じ轍を踏み、すべての罪を犯した。
そのとき、バシャなる男が立った。謀反を起こした彼はベリシテ領ギベトンで作戦行動中のナダブ王を討ち、新たなる王となった(ユダのアサ王第3年)。新王はヤロブアムの家に連なる者をことごとく滅ぼした、かつて王上14:14にて主が宣言したように。
「彼(バシャ)は王になるとヤロブアムの家の者をすべて撃ち、ヤロブアムに属する息のある者を一人も残さず、滅ぼした。これは、主がその僕、シロの人アヒヤによって告げられた言葉のとおり、ヤロブアムが自ら罪を犯し、またイスラエルに犯させた罪によって、イスラエルの神、主の怒りを招いたためである。」(王上15:29-30)
イスラエルの王ナダブの事績、すべての行いは『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。
崩御してからいずこに埋葬されたかは定かでない。イサカル族のバシャが次王となった。
王上15:33-34〈イスラエルの王バシャ〉1/2
南王国ユダがアサ王第3年に、北王国イスラエルの王に即位したのはバシャである。御代は2年続いた。父はイサカル族のアヒヤ(シロの預言者とは同名異人)。
バシャ王も自ら討ったナダブ王と同じ轍を踏み、ヤロブアムの罪を繰り返した。
バシャ王はヤロブアムの家を断つ目的のみで選ばれた者であった。
(さんさんかの覚え書き)
北王国イスラエルの王都は「ティルツァ」。
南王国ユダの王都は「エルサレム」。
カルロス・Kの陶酔と官能を極めた《トリスタン》全曲を生きて観たかったッ!!◆
王上15;1-8〈ユダの王アビヤム〉
北王国イスラエルがヤロブアム王第18年に、南王国ユダの王に即位したのはアビヤムである。御代は3年続いた。父はレハブアム前王、母はアビシャロムの娘マアカ。
アビヤム王も父王と同じ轍を踏み、すべての罪を犯した。また、自分の神、主と心を同じうすることもなかった。対イスラエル戦も継続された。
ユダの王アビヤムの事績、すべての行いは『ユダの王の歴代誌』に記されている。
崩御してはシオンへ埋葬され、その子アサが次王となった。
王上15:9-24〈ユダの王アサ〉
北王国イスラエルがヤロブアム王第20年に、南王国ユダの王に即位したのはアサである。御代は41年続いた。母はアビシャロムの娘マアカ、前王と同じため、「母」は「祖母」と読み替えるか、アビヤムとアサは兄弟であったか、と岩波版『列王記』当該補注では指摘している。
アサは祖父ダビデと同じ心を持ち、自分の神、主を敬った。父レハブアムの誤った行いをすべて正した。
対イスラエル戦は絶えず続いた。時のイスラエル王バシャ(王上15:33-16:7)との間に起こった紛争ではアラム王ベン・ハダドと同盟を結び、イスラエル軍を退けた。また、バシャが要塞建設の際に残していった部材を用いて、ベニヤミン旧領ゲバとミツバに砦を築いた。
ユダの王アサの事績、すべての行いは『ユダの王の歴代誌』に記されている。
崩御してはシオンへ埋葬され、その子ヨシャファトが次王となった。
王上15:25-32〈イスラエルの王ナダブ〉
南王国ユダがアサ王第2年に、北王国イスラエルの王に即位したのはナダブである。御代は2年続いた。父はヤロブアム前王。
ナダブ王も父王と同じ轍を踏み、すべての罪を犯した。
そのとき、バシャなる男が立った。謀反を起こした彼はベリシテ領ギベトンで作戦行動中のナダブ王を討ち、新たなる王となった(ユダのアサ王第3年)。新王はヤロブアムの家に連なる者をことごとく滅ぼした、かつて王上14:14にて主が宣言したように。
「彼(バシャ)は王になるとヤロブアムの家の者をすべて撃ち、ヤロブアムに属する息のある者を一人も残さず、滅ぼした。これは、主がその僕、シロの人アヒヤによって告げられた言葉のとおり、ヤロブアムが自ら罪を犯し、またイスラエルに犯させた罪によって、イスラエルの神、主の怒りを招いたためである。」(王上15:29-30)
イスラエルの王ナダブの事績、すべての行いは『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。
崩御してからいずこに埋葬されたかは定かでない。イサカル族のバシャが次王となった。
王上15:33-34〈イスラエルの王バシャ〉1/2
南王国ユダがアサ王第3年に、北王国イスラエルの王に即位したのはバシャである。御代は2年続いた。父はイサカル族のアヒヤ(シロの預言者とは同名異人)。
バシャ王も自ら討ったナダブ王と同じ轍を踏み、ヤロブアムの罪を繰り返した。
バシャ王はヤロブアムの家を断つ目的のみで選ばれた者であった。
(さんさんかの覚え書き)
北王国イスラエルの王都は「ティルツァ」。
南王国ユダの王都は「エルサレム」。
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