第0387日目 〈列王記上第20章:〈イスラエルとアラムの戦い〉1/3〉 [列王記・上]

 列王記上第20章です。

 王上20:1-21〈イスラエルとアラムの戦い〉1/3
 アラムは南王国イスラエルと同盟を結んでいた(王上15:18-19)。ゆえに王ベン・ハダドは全軍を以て北王国イスラエルの王都サマリアを包囲した。このとき、ベン・ハダドとイスラエル王アハブの間に使者の往来が繁くあった。
 最初、ベン・ハダドはこう伝えてきた。アハブ王の金銀と妻子はわたしのものだ、と。アハブ王はこれを首肯した。
 次にベン・ハダドはこう要求した。アハブ王の金銀と妻子を明日のこの時刻に引き渡せ、と。アハブ王はこれに迷った。
 アハブ王はこれに迷い、国中の長老たちに相談した。長老と民は断固、「否」を突きつけ、アハブ王はそれを我が意としてアラムの王に返答した。
 酒宴の最中にもたらされたイスラエルの返答に、ベン・ハダドは全軍を配置につかせた。
 「見よ、一人の預言者がイスラエルの王アハブに近づいてこう言った。「主はこう言われる。『この大軍のすべてをよく見たか。私は今日これをあなたの手に渡す。こうしてあなたは、わたしこそ主であることを知る。』」」(王上20:13)
 アハブ王はイスラエル諸州の知事に属する若者232人とイスラエルのすべての民7,000人を召集し、二手━━前哨部隊と後続部隊に分けてベン・ハダドの大軍を討ち、これを敗走させた。
 「アラム王ベン・ハダドは馬に乗り、騎兵を伴って逃げ去った。イスラエルの王も出陣して、軍馬や戦車を撃ち、アラムに大損害を与えた。」(王上20:20-21)



 『自虐の詩』(2007)を観ました。観終わったあと、ほんのり胸の奥があたたかくなりました。いいな、こんな二人。……。
 中谷美紀と阿部寛がここまで阿吽の演技をしてくれたなら、これ以上なにを望むことがありましょうか。脇の役者陣も「クセと味」を絶妙な加減で表現している。中学生時代の幸江と熊本さんの二人も、なんともいえぬトボケと風味を醸しています。この二人は相当いい役者さんだぞ。気仙沼でのロケがまた美しいんだぁ。
 笑えてほろ苦くて泣けちゃって、ラストシーンにじーんとして、まさしく「奇跡のどん底ラブストーリー」。なるほど、これは確かに「平成版・夫婦善哉」(公式サイト解説)だ。ああ、観て良かった。
 このスタッフで業田良家のもう一つの傑作(と個人的に思う)『詩人ケン』も映像化してくれぬものか。キャスト? うーん、ケンは青木崇高、ルルは上原美優、では如何か? いや、なにかが違う……。が、息子ランボーには岡田准一、彼より他の適役が思い浮かばない。
 さて、明日は『少年メリケンサック』です。◆

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