第0422日目 〈列王記下第17章2/3:〈イスラエルの王ホシェアとサマリアの陥落〉2/3〉 [列王記・下]

 列王記下第17章2/3です。
 ここでは、如何なる理由でイスラエルは滅びたか、が語られます。

 王下17:7-23〈イスラエルの王ホシェアとサマリアの陥落〉2/3
 北王国イスラエルが滅びたのは、王と民が主の言葉、主の教え、主の戒め、主の掟に背き続けたからである。
 アブラハムの子イサク、その子ヤコブを祖とするイスラエルの民がエジプトのファラオの許から脱出し、かつてカナンと呼ばれたこの地へ入った。主は先住していた異民とその風習を追い払い、自分以外の神を崇めたり偶像を作ったりするなどを厳しく禁じた。
 にも関わらず、王国が分裂してからは双方の王も民もたびたびその罪を犯して、主に罰せられた。
 主は何度となく預言者を通して、このようなことを行ってはいけない、と警告してきた。すべての律法に従い、自らが定めた戒めと掟を守れ、と口を酸っぱくして言い続けてきた。
 が、それが顧みられることはなかった。
 「主はついにその僕であるすべての預言者を通してお告げになっていたとおり、イスラエルを御前から退けられた。イスラエルはその土地からアッシリアに移され、今日に至っている。」(王下17:23)

 以前、主は残酷である、と書きました。
 主は慈悲に満ちた存在である、とも。
 いまここまで辿り着いて、さんさんかは思います。
 「残酷と慈悲は紙一重」と。
 これ程戦慄させられる事実があるでしょうか?

 さて。
 次の王下18:13-37のノートがうまく仕上がらない。誇張でなしにもう40回以上読み、ノートも4回稿を改めた。
 おいら馬鹿なのかなぁ。いやいや、といってみる。
 ノートの仕上がりに納得がいかないだけなんだ、単に。なんかね、プロットが錯綜しているように感じるんだ。
 理解/読みがじゅうぶんでない? おい、あんちゃん、それを言っちゃぁ、お終えよ。
 徒事はさておき。
 ラブ・シャケの言葉はユダを動揺させるための詭弁なのか? それとも本当に主が彼にユダの殲滅を命じたのか? 後者なら、ここから始まるエルサレム陥落劇の開幕も頷ける話なのだが。
 一説にいう、ラブ・シャケは、かつて北王国イスラエルの王都サマリアからアッシリア各地に強制移住させられたイスラエル人の一人であろう、と。さんさんかはここへ加えて斯く考える、ラブ・シャケは旧北王国の者にしてレビ人であったかも、と。ならばヒゼキヤ王(の使節)にアッシリア王の言葉を伝える役を彼が担い、再三ヒゼキヤ王の失策を責め立てる根拠もわかるのだが……。
 ん、これってひょっとして問題解決?



 亡き父と自分の誕生日を併せて、家族で食事をしました。慎ましくも大切な思い出。◆

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。