第0432日目 〈列王記下第24章:〈ユダの王ヨヤキム〉2/2、〈ユダの王ヨヤキン〉&〈ユダの王ゼデキヤ〉〉 [列王記・下]
列王記下第24章です。
王下24:1-7〈ユダの王ヨヤキム〉2/2
ヨヤキムの御代、バビロンがユダを攻めた。時のバビロン王はネブカドネツァル。主はユダを滅ぼすためにバビロン軍の、カルデア人・アラム人・モアブ人・アンモン人の部隊を差し向けた。
また、この頃既に、バビロンはエジプト領としてあったエジプトの川からユーフラテス川に至る地域を占領していた。為、ファラオは再びユダを攻めることはおろか、自分の領外へは一歩も出ることができなかった。
「ユダが主の御前から退けられることは、まさに主の御命令によるが、それはマナセの罪のため、彼の行ったすべての事のためであり、またマナセが罪のない者の血を流し、エルサレムを罪のない者の血で満たしたためである。主はこれを赦そうとはされなかった。」(王下24:3-4 ex:王下21:2-16、殊に21:14-16)
ヨヤキム王の事績、行ったすべてのことは『ユダの王の歴代誌』に記されている。
崩御して埋葬されて後は、その子ヨヤキンが次王となった。
王下24:8-17〈ユダの王ヨヤキン〉
ヨヤキムに代わってその子ヨヤキンが新しいユダ王となった。18才で即位した彼の御代は、王都エルサレムにて3ヶ月続いた。母はエルサレム出身エルナタンの娘ネフシュタ。
彼も父王同様、主の目に悪と映ることをことごとく行った。
このヨヤキン王の御代、バビロンの武将たちがエルサレムへ向かって攻め上り、包囲した。遅れて彼らの王ネブカドネツァルも到着した。
ヨヤキンは母や家臣らと共に、バビロン王に謁見するため出て行ったが、もう王都へ戻ることがなかった。彼らはそのまま、エルサレムの全住民とすべての兵士と一緒に捕囚となり、バビロンへ連行された。
バビロン王はヨヤキンに代わってそのおじ、マタンヤを(ゼデキヤと名を改めさせた上で)ユダの王に据えた。
王下24:18-20〈ユダの王ゼデキヤ〉
ヨヤキンに代わってそのおじ、マタンヤがゼデキヤと名を改めさせられて即位した。21歳で王となった彼の御代は、王都エルサレムにて11年続いた。母はヨアハズ元王と同じく、リブナ出身イルメヤの娘ハムタル。
彼も主の目に悪と映ることをことごとく行った。
「エルサレムとユダは主の怒りによってこのような事態になり、ついにその御前から捨て去られることになった。ゼデキヤはバビロンの王に反旗を翻した。」(王下24:20)
表現はとても簡素ですが、ユダ滅亡を真に決意した主の描写は、かつての北王国イスラエル滅亡のときよりも激しく、生々しい。そんな風に思えます。
これもユダ王の系譜が即ち僕ダビデの家の血筋だからでしょうか? ダビデの家=歴代のユダ王とは、一種の“万世一系”なのであります。
家族を守って死んだ父の分も生き直すと決めて臨む新しい人生。
でもせめて、生きていてくれたら、と思うこともしばしば。 お父さん、逢いたいよ。◆
王下24:1-7〈ユダの王ヨヤキム〉2/2
ヨヤキムの御代、バビロンがユダを攻めた。時のバビロン王はネブカドネツァル。主はユダを滅ぼすためにバビロン軍の、カルデア人・アラム人・モアブ人・アンモン人の部隊を差し向けた。
また、この頃既に、バビロンはエジプト領としてあったエジプトの川からユーフラテス川に至る地域を占領していた。為、ファラオは再びユダを攻めることはおろか、自分の領外へは一歩も出ることができなかった。
「ユダが主の御前から退けられることは、まさに主の御命令によるが、それはマナセの罪のため、彼の行ったすべての事のためであり、またマナセが罪のない者の血を流し、エルサレムを罪のない者の血で満たしたためである。主はこれを赦そうとはされなかった。」(王下24:3-4 ex:王下21:2-16、殊に21:14-16)
ヨヤキム王の事績、行ったすべてのことは『ユダの王の歴代誌』に記されている。
崩御して埋葬されて後は、その子ヨヤキンが次王となった。
王下24:8-17〈ユダの王ヨヤキン〉
ヨヤキムに代わってその子ヨヤキンが新しいユダ王となった。18才で即位した彼の御代は、王都エルサレムにて3ヶ月続いた。母はエルサレム出身エルナタンの娘ネフシュタ。
彼も父王同様、主の目に悪と映ることをことごとく行った。
このヨヤキン王の御代、バビロンの武将たちがエルサレムへ向かって攻め上り、包囲した。遅れて彼らの王ネブカドネツァルも到着した。
ヨヤキンは母や家臣らと共に、バビロン王に謁見するため出て行ったが、もう王都へ戻ることがなかった。彼らはそのまま、エルサレムの全住民とすべての兵士と一緒に捕囚となり、バビロンへ連行された。
バビロン王はヨヤキンに代わってそのおじ、マタンヤを(ゼデキヤと名を改めさせた上で)ユダの王に据えた。
王下24:18-20〈ユダの王ゼデキヤ〉
ヨヤキンに代わってそのおじ、マタンヤがゼデキヤと名を改めさせられて即位した。21歳で王となった彼の御代は、王都エルサレムにて11年続いた。母はヨアハズ元王と同じく、リブナ出身イルメヤの娘ハムタル。
彼も主の目に悪と映ることをことごとく行った。
「エルサレムとユダは主の怒りによってこのような事態になり、ついにその御前から捨て去られることになった。ゼデキヤはバビロンの王に反旗を翻した。」(王下24:20)
表現はとても簡素ですが、ユダ滅亡を真に決意した主の描写は、かつての北王国イスラエル滅亡のときよりも激しく、生々しい。そんな風に思えます。
これもユダ王の系譜が即ち僕ダビデの家の血筋だからでしょうか? ダビデの家=歴代のユダ王とは、一種の“万世一系”なのであります。
家族を守って死んだ父の分も生き直すと決めて臨む新しい人生。
でもせめて、生きていてくれたら、と思うこともしばしば。 お父さん、逢いたいよ。◆
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