第0516日目 〈歴代誌下第20章&第21章1/2:〈ヨシャファトの勝利〉〉 [歴代誌・下]

 歴代誌下第20章と第21章1/2です。
 並行箇所は王上22:41-47〈ユダの王ヨシャファト〉。が、代下20-21(1/2)の内容は含まない。

 代下20:1-37&21:1〈ヨシャファトの勝利〉
 モアブ人とアンモン人、メウニム人(セイルの山の人々)の一部が連合して、エドムの地から塩の海(死海)を渡ってユダ領内のエン・ゲディへ攻めこんだ。ヨシャファトはこれを恐れ、ユダとエルサレムの民と共に断食し、主に祈り、助けを乞うた。
 「わたしたちの神よ、彼らをお裁きにならないのですか。わたしたちには、攻めてくるこの大軍を迎え撃つ力はなく、何をなすべきかわからず、ただあなたを仰ぐことしかできません。」(代下20:12)
 会衆のなかにいたレビ人ヤハジエルに主の言葉が臨んだ。「ユダとエルサレムの人々よ、恐れるな。おじけるな。明日敵に向かって出て行け。主が共にいる。」(代下20:17)
 王は、主に向かって歌い、主の聖なる輝きを讃える者たちを選び、軍隊の先頭を歩かせた。彼らが歌うと、モアブ人とアンモン人、メウニム人(セイルの山の人々)は内輪揉めして同士討ちを始め、最後の一人まで互いを殺し合った。ユダは敵の陣営から三日をかけて戦利品を運び出した。四日目にベラカの谷へ集まって主を讃え、そうしてからエルサレムへ帰還した。
 「主がイスラエルの敵と戦われたということを聞いて、地のすべての国がどこも神への恐れに襲われた。ヨシャファトの王国は平穏で、神は周囲の者たちから彼を守って、安らぎを与えられた。」(代下20:29-30)
 35歳で即位して25年間エルサレムにて王位に在ったヨシャファトは、父王アサと同じく、主の道を正しく歩み、主と心を一つにした。とは雖も、聖なる高台は取り除かなかったので、民の心は主に対して揺るぎないものとはなり得なかった。イスラエルの王アハズヤと協定を結んだので、その報いとしてヨシャファトは、タルシシュ行きの船団を難破で失った。
 ここで語られなかったヨシャファトの事績は、『ハナニの子イエフの言葉』や『イスラエルの列王の書』に記されている。崩御して後は先祖と共に眠りに就き、“ダビデの町”シオンに埋葬された。次の王にはヨシャファトの子ヨラムが立った。

 聖なる高台について申し上げますと、並行箇所と矛盾しております。王上22:44や代下17:6をお読みください。
 協定を結んだ相手、北王国イスラエルの王アハズヤの記事は王上22:52-王下1:18にあります。彼が即位したのは、南王国ユダがヨシャファト王第17年のことでありました。



 帰宅したら、NHK総合で「洋楽天国80'S」という番組が放送中でした。1980年代を10代で経験した身には、懐かしくも未だ新鮮な音楽のオン・パレード。good old years.◆

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