第0528日目 〈歴代誌下第32章1/2:〈センナケリブの攻撃〉1/2〉 [歴代誌・下]

 歴代誌下第32章1/2です。
 並行箇所は、王下18:13-19:31〈センナケリブの攻撃〉

 代下32:1-23〈センナケリブの攻撃〉1/2
 ヒゼキヤ指導による宗教復古がなされたユダに、アッシリアの王センナケリブの軍が侵入してきて砦の町を攻め、王都エルサレムへ迫りつつあった。
 将軍や勇士たちと協議して王は、都の郊外にある泉の水と一帯を流れる川の水を塞き止め、城壁を修復して塔を建てて更にもう一つ外側に城壁を築き、ダビデの町のミロを強固にし、多くの武具を造って、アッシリアの攻撃に備えた。
 王は戦える民の上に立てた指揮官を城門の前にある広場に集め、激励した。「敵には人の力しかないが、我々には我々の神、主がいて助けとなり、我々のために戦ってくださる。」(代下32:8)
 砦の町ラキシュを攻撃中のセンナケリブが、エルサレムに家臣たちを遣わした。彼らがいった言葉は、こうである、我らの王アッシリアのセンナケリブはこう申される、お前たちユダの民は何を頼みとしてその町に留まっているのか、と。どの民の神もアッシリアの手から自分の民を守ることはできなかったというのに、と。
 センナケリブも書簡を寄こして、ユダに降伏を勧告した。彼はイスラエルの神、主を侮蔑して、「わたしの手から自分の民を救うことのできなかった諸国の神々と同じように、ヒゼキヤの神も、わたしの手からその民を救い出すことはできない。」(代下32:17)
 ━━ヒゼキヤ王と預言者イザヤは天に助けを求めて叫んだ。すると、主の御使いがやってきて、アッシリア軍を全滅させた。生き残ってアッシリアに帰り着いたセンナケリブは、自分の神の坐す神殿で自らの子たちによって討たれた。
 主はユダに安らぎを与えた。
 人々が供え物を携えてエルサレムに来た。
 「それ以来、王はあらゆる国の民から仰ぎ見られるようになった。」(代下32:23)

 並行箇所に較べるとすっきりした記述ですが、併せて王下18-19も読んでいただければ、と思います。センナケリブに告げられた主の言葉、主がアッシリアに対してこうすると告げた数々の行いなど、そこには記されていますから。



 北関東の病院へ入院中の叔母を見舞ってきたあと、加藤久仁生・監督/平田研也・脚本/長澤まさみ・ナレーションの、短編アニメ『つみきのいえ』を観ました。
 本ブログ更新までの数時間で、6回観ました。じんわりと胸に響いて知らず涙したときもあり、重いものを突きつけられた気がしたときもあり、ポッカリさせた頭と心で淡々と観ていたときもあり。
 ……なんだろう、このあたたかさと、そして背中合わせの虚無感は。◆

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。