第0555日目 〈エズラ記第1章:〈ペルシアの王キュロスの布告〉〉 [エズラ記]

 エズラ記第1章です。

 エズ1:1-11〈ペルシアの王キュロスの布告〉
 歴代誌末尾で語られたように、ペルシア王キュロス(クロスとも)はその治世第1年にイスラエルの神、主により心を動かされ、バビロン捕囚となっていたユダの民を解放する旨、国中に布告した。
 イスラエルの神、主に属する者は誰でも、主の神殿を再建するためユダのエルサレムへ上ってゆくがよい、と。また、この地に残る者は彼らに与えられるものを与え、エルサレムの神殿にささげる随意の献げ物を持たせるようにせよ、と。
 残る者は皆、王が命じるのに従って、捕囚から解放されて自分たちの地へ帰る喜びにあふれたユダの民を支援した。キュロス王も、かつてバビロニアの王ネブカドネツァルがエルサレムの神殿から略奪した祭具類を彼の神々の宮から取り出させ、ユダの首長シェシュバツァルの前で(ペルシアの)財務官ミトレダトに数えさせた。このシェシュバツァルは、ユダの民が捕囚の地から━━70年の歳月を経て━━ユダのエルサレムへ上ってゆく際、件の祭具類を携えていた。
 もう一度いう、捕囚の身から解放されたユダの民は、一路ユダを、かつての王都エルサレムを目指した。
 時に前538年のことである。

 ここで語られるのは、捕囚の第一次帰還。続く第二次帰還はエズラがリーダーとなって、もう少し後の時代になされます。
 歴代誌下第36章とエズラ記第1章を跨いで紹介された、このキュロス王の布告がどれだけユダの民にとって希望となったか、想像に余るものがあります。



 想定外の体調不良で想定外の3連休が発生。
 最終日、ようやく本を読む元気が出たので、勢い(?)を駆ってドの『白痴』下巻を一気読み、約350頁。斯くしてなかば無理矢理ながら読了! 
 ラストはまぁ、よかった。が、このメタボ級の長編小説を読み直すことは、断じてあるまい。これのいったいどこがどう名作なのか、誰か説明してくれ。
 ドストエフスキーの目指した<無条件に美しい存在>ムイシュキン公爵とは、即ち<KY>貴族であった。んー、これってなにかの笑い話かい?◆

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