第0561日目 〈エズラ記第7章:〈エズラの帰還〉〉 [エズラ記]

 エズラ記第7章です。

 エズ7:1-28〈エズラの帰還〉
 アルタクセルクセス王の治世第7年の第5の月の一日に捕囚の子ら(の一部)を連れてエズラという者が先祖の地に帰り来たった。エズラは祭司アロン(モーセの兄)を祖に持つ、主の律法に通じる者である。彼は、同胞のなかにあっては祭司、ペルシアにあっては書記官に任職されていた。
 出発に際して、アルタクセルクセス王はエズラへ親書を送った。アラム語で書かれた新書の内容は、だいたい以下のようなものである。
 汝エズラに次の使命を託す、━━
 ・神の律法に従ってユダとエルサレムの事情を調査すること、
 ・エルサレムに建てられた神殿に我らが寄進した金銀を納めること、
 ・バビロニア諸州で汝が得る金銀を、ユダがささげる献げ物と一緒に持ってゆくこと、
である。神殿にかかわる経費は国費負担とし、ユーフラテス西方の全財務官には要求があれば応じるよう命じておく、とも、王は伝えていた。ペルシア諸州全土に神の怒りが降らぬよう、神の命令とあればすべてを滞りなく実行されなくてはならないから。
 アルタクセルクセス王の新書は、こう結ばれていた、━━
 「エズラよ、ゆだねられた神の知恵によってあなたは治める者と裁く者を任命して、ユーフラテス西方のすべての民、あなたの神の律法を知るすべての者を治めさせ、律法を知らない者にはあなたたちは教えを授けよ。あなたの神の律法と王の法律に従わない者は、すべてこれを厳しく裁き、死刑または流刑、財産没収、または投獄によって処罰しなくてはならない。」(エズ7:25-26)
 斯様なペルシア王の配慮に触れ、「わたし」ことエズラは先祖の神、主に感謝した。
 「わたしは、わが神なる主の御手の加護によって勇気を得、イスラエルの中でわたしと共に上がって行こうとする頭たちを集めた。」(エズ7:28)

 いよいよタイトルロール、エズラが登場しました。エズラが率いた捕囚の子らは、いわば第二次帰還団。
 次章はペルシア出発からエルサレム到着までが語られます。といっても、殆どが出発前の祈り(断食)に費やされるのですが。



 「ブログのタイトル変えたら?」と、世人がいう。曰く、音楽の記事なんて殆どないじゃん、と。うむ、否定はしない。が、そんな企み、これっぽっちも持っていない。
 音楽を聴くことは、癒しであり励まし。そうしてなにより愉しみであるから。映画も読書も好き。だが、音楽は事故後のぼくには、なによりの支えだったから。
 わかるかい、それが?◆

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