第0564日目 〈エズラ記第10章:〈異民族の妻子との絶縁〉〉 [エズラ記]

 エズラ記第10章です。

 エズ10:1-44〈異民族の妻子との絶縁〉
 祈るエズラの周囲に大きな会衆の輪ができた。エラムの一族、エヒエルの子シェカンヤが進み出て、エズラにいった。━━異民族の娘と縁を結んだと雖もイスラエルにはまだ希望が残されている、と。我々は神と契約を結び、彼女らを離縁します、と。
 「お立ちください。あなたにはなすべきことがあります。協力いたしますから、断固として行動してください。」(エズ10:4)
 斯くしてすべての捕囚の子ら、ユダとベニヤミンの男子に宛てて、3日以内にエルサレムへ集合するよう布告が出された。彼らは神殿の庭に坐った。やがて雨が降り始めた。彼らは緊張と寒さに体を震わせていた。
 そこへ祭司エズラが現れて、いった、━━「今、先祖の神なる主の前で罪を告白し、主の御旨を行い、この地の民からも、異民族の嫁からも離れなさい。」(エズ10:11)
 ユダとベニヤミンの男子は全員、それに応えた(!)。ただ愛執の年やみ難きゆえか、アサエルの子ヨナタンとティクワの子ヤフゼヤがそれに反対し、レビ人メシュラムとシャベタイが同調した。彼ら4人を除く捕囚の子らは、粛々とその命令に従った。
 [エズ10:18-43にかけて、異民族の娘と結び縁を持った一族の者が、まるで懲らしめのようにもして縷々と名を列記されている。
 その数は、祭司の一族では17人、レビ人では6人、詠唱者では1人、門衛では3人、イスラエル人では87人。他にももっといたであろう。]
 「以上の者は皆、異民族の娘をめとった。その女の中には子を産んだ者もあった。」(エズ10:44)

 律法に従うならば絶縁は首肯できる事態。だのに今一つ納得しかねるのは、どうしても現代的な思考で考えるためか。そんななかで4人の者が反対したという記述に安堵し、救いを感じてしまうのも同じ理由によるのだろう。



 残念なことにGWはほぼ全日仕事だ。LFJにショパンを聴きに行けないのだ。安心?
 『ハリー・ポッター』シリーズを読み直すことも、『1Q84』を全巻一気読みすることも、『チボー家の人々』と『嵐が丘』を読み直すことも、哀れなるべし、出来ないのだ。
 ん、ド? ほっておけ。仕事ということは奴と付き合うということだ。行きの電車のなかと昼休みにちょこちょこ読み進めている。でもね、『悪霊』の方が断然面白いですよ(当社比較)。
 今年のGWは、(変わることなく)旧約聖書とドストエフスキーで決まりだ。呵々。合間合間でトマス・オーウェンの短編集を読みますけれどね(枕頭の読書)。◆

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