第0576日目 〈ネヘミヤ記第11章:〈エルサレムおよびその他の町と村に住んだ人々〉〉 [ネヘミヤ記]

 ネヘミヤ記第11章です。

 ネヘ11:1-36〈エルサレムおよびその他の町と村に住んだ人々〉
 民の長はエルサレムに住んだ。その他の民は10人の内1人が、選ばれてエルサレムに移り住んだ。残りの9人はその1人を祝福した。
 エルサレムに住んだ者は、以下の通りである。
 ユダの一族(子孫)ではアタヤとマアセヤ。「エルサレムに住んだペレツの一族は合計四百六十八人で、勇敢な人物であった。」(ネヘ11:6)
 ベニヤミンの一族(子孫)ではメシュラムの子サル。次にガバイとサライたち928人。彼らの監督はジクリの子ヨエル、(エルサレムの)町の次官はセヌアの子ユダ。
 祭司では、ヨヤリブの子エダヤとヤキン、神殿の主管セラヤ。他に、神殿の努めに携わる者822人。アダヤとその仲間の家長242人。更に彼らの仲間である勇敢な者128人。彼らの監督はハドゲリムの子ザブディエル。
 レビ人では、ハシュブの子シェマヤ。レビ人の頭で神殿の外部の務めに就いていたシャベタイとヨザバド。祈りに於ける讃歌の先唱者マタンヤ。他に、仲間である副主任バクブクヤ、それとシャムアの子アブダ。この聖なる町、即ちエルサレムにいるレビ人の総計は、284人。
 門衛ではアクブとタルモン、他に門を警備する者が172人。
 神殿の使用人たちは、エルサレムのオフェル地区に住んだ。彼らの上司はツィハとギシュパ。
 エルサレムに住まうレビ人の監督は、ウジ。バニの子である。彼は詠唱者アサフの子らの一人だった。この詠唱者に対してはペルシア王の命令が別にあって、日毎に果たすべき役割が決められていた。
 また、メシュザブエルの子ペタフヤが、民に関するあらゆる事柄に関して、ペルシア王を補佐/助言する立場にあった。

 「他のイスラエルの人々、祭司、レビ人は、ユダのすべての町で、それぞれ自分の嗣業を持って住んだ。」(ネヘ11:20)
 村々や耕地について、ユダの一族が住んだのはキルヤト・アルバとその周辺の村落、ベエル・シェバとその周辺の村落、或いはラキシュ、イエシュアなどで(ex:ネヘ11:25-30)、「彼らはベエル・シェバからヒノムの谷までの地に定住した。」(ネヘ11:30)
 一方、ベニヤミンの一族が住んだのは、ベテルとその周辺の村落、ハツォル、ハラシムの谷などであった(ex:ネヘ11:31-35)。「レビ人のうち、ユダにいたある部分は、ベニヤミンに移った。」(ネヘ11:36)

 最後の引用文、「レビ人のうち、ユダにいたある部分は、ベニヤミンに移った」とは文意不明の箇所であります。ちょっと調べてみたのですが、この箇所について疑問を晴らしてくれる本はありませんでした。
 ネヘ7で城壁が完成し、外面的に町としての体裁が整ったエルサレム。今度はそのエルサレムを中心に民の居住地を決定してゆくことで、国(州)としての体裁を整えてゆく様子が描かれます。これをかつて我らはヨシュア記にて12部族への土地配分という形で、先例を見たことがありました。
 但し今回は、エルサレムに住まう者の職務内容にペルシア王が登場するように、ユダは独立国家としての機能を有することは出来ず、あくまでペルシアの属州に過ぎぬことを、ここで我らは改めて認識するのであります。あなめあなめ。



 ぷはあ、同期と呑む酒は、やっぱり美味いぜ! いつもの野毛で、終電前まで。
 でも、小倉さんと呑みたいのだ。
 好きな人と呑む酒。彼女の場合、<好き>という感情は、恐ろしく別次元なのである。
 この人ともう一度逢えるように、僕はいま、仕事をがんばっている。◆

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