第0579日目 〈「エステル記」前夜〉 [エステル記]

 「ネヘミヤ記」を終えて、明日から「エステル記」に入ります。
 「エステル記」で描かれる時代は、エズラやネヘミヤよりもほんの少し前の時代。彼らのエルサレム再建は、ペルシア王妃となったユダヤ人女性エステルがユダヤ人絶滅計画を阻止し、帝国/王宮で存在感を示していったからこそ成し得た事業であったのです。
 「エステル記」ではこのエステルが、ユダヤ人絶滅を企む大臣ハマンの野望を如何に挫いたか、を中心に、プリム祭の起源を説いた書物であります。様々なことについては追々触れてゆくつもりです。
 では明日から、共に読んでゆきましょう。

 エステル記は以前のルツ記同様、女性が主人公になります。だからというのではありませんが、女性には特に読んでもらいたいな、と思います。
 気高い心を持つ女性の姿に、一人でも多くの女性が共感を示してもらえたら、とってもうれしいです。



 『のだめカンタービレ 最終楽章・後編』の感想が、どうにもうまくまとまらない。あした、もう少し集中して手直ししてみよう。◆

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