第0584日目 〈エステル記第5章:〈エステル、王とハマンを招待する〉〉 [エステル記]

 エステル記第5章です。

 エス5:1-14〈エステル、王とハマンを招待する〉
 3日目、エステルは王妃の衣装を纏い、王宮の内庭に入り、玉座に坐すクセルクセス王の視界に入った。王は微笑み、金の杓を差し出して、エステルを召した。
 どうしたのか、と王が訊ねた。そなたの望みとあれば国の半分も与えてあげよう、と。いいえ、とエステルは頭を振った。今日、私は酒宴を催しますからハマンを召して一緒にどうぞ、と彼女はいった。早速王によってハマンが呼ばれた。宴の最中にエステルはいった、明日もお2人で酒宴にどうぞお越しください、と。
 その日、ハマンは上機嫌で王宮をあとにした。門に坐るモルデカイに心を暗くさせられ怒りを覚えたが、取り敢えずそのまま帰宅した。
 ハマンは妻ゼレシュや親しい友どちに、己の栄華を話して聞かせた。「その上、王妃エステルは御自分で酒宴を準備され、王をもてなされたが、王のお供として誰をお望みになったかと言えば、このわたしだけだった。明日もまた王とご一緒することになっている。だが、王宮の門に座っているユダヤ人モルデカイを見るたびに、そのすべてがわたしにはむなしいものとなる。」(エス5:12-13)
 これを聞いて、ハマンの妻と友どちは、ならば、と提案した。ならば、高さ50アンマの柱を立ててそこからモルデカイを吊してしまうよう王に進言なさればよい、と。なるほど、とハマンは得心した。彼は高さ50アンマの柱を立てさせた。

 『平家物語』の「奢れる者は久しからず」という一節や、藤原道長が詠んだ「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」をつらつら意識の俎上にのぼせられる章であります。
 奢れる者は久しからず……。



 今日は、ネットで拾ったおいら好みな映画の話題を3つ。むふ。
 1;ダリオ・アルジェント、3D版『ドラキュラ』を監督! 主演は誰じゃ!?
 2;なんと、『ムーミン谷の彗星』3D映画化! おかえり、北欧のカバさん(失礼、妖精)。
 3;ブラボー! 6/19~、『THIS IS IT』アンコール上映!! DVDあるけど、観に行くぜ!◆

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