第0640日目 〈ヨブ記第19章:〈ヨブと三人の友の議論 二〉5/7〉 [ヨブ記]

 ヨブ記第19章です。

 ヨブ19:1-29〈ヨブと三人の友の議論 二〉5/7
 ヨブの反駁、━━

 状況を理解せよ、と友ビルダド、君はいう。
 が、私は神により敵の手に渡された者、しかも親族郎党の誰彼からも背を向けられ、見捨てられ、かつ憎まれている身。
 そんな私に状況を悟れ、というのか。不当な辱めを受けている私に、自分たちの言葉を聞け、と強いるのか。

 どうか友らよ、
 「憐れんでくれ、わたしを憐れんでくれ/神の手が私に触れたのだ。/あなたたちはわたしの友ではないか/なぜ、あなたたちまで神と一緒になって/わたしを追い詰めるのか。/肉を打つだけでは足りないのか。」(ヨブ19:21-22)

 わが嘆きの言葉を石板へタガネで刻み、鉛で黒く記し、碑文として残してほしい。
 いつか大地に倒れた私はそこから仰ぎ見るだろう━━塵の上に立つ方、私を贖われる方を。

 だけど友らよ、
 「この有様の根源がわたし自身にあると/あなたたちはいう。/あなたたちこそ剣を危惧せよ。/剣による罰は厳しい。/裁きのあることを知るがよい。」(ヨブ19:28-29)



 ヨブにとって弁論はこの時点で終了していたのではないだろうか。このあとのそれは、単なるパラフレーズではなかったか。
 何度か読んでいた或るとき、ふと、そんな疑問を抱きました。本章と第21章で実質的にヨブは弁論(反駁)にケリをつけ、嵐のなかから語りかける声との問答(か?)までは、弁論/思想の超絶技巧的パラフレーズが繰り出されるパートと、さんさんかには思えてきています。



 冷蔵庫を開けて、はうん、と嘆き、よよよ、と崩れ落ちた。なんてこったい、ビールがないよ、一本も。飲みたいときに飲みたいものがないと、萎える。日本酒とワインはあるが、ビールがない。今日はどう考えてもビールだろ。
 仕方ないから夜道をとぼとぼ歩いてモルツを売っているスーパーまで買いに出掛けましたよ。最近、プレミアムばっかりで普通のモルツ売るお店、少なくなってない? どうにも解せず、許せず、つまらんのだ。ぷん。
 本日の特記だが、千葉法相は落選しても続投するらしい。あほ?◆
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