第0873日目 〈箴言第2章:〈父の諭し(二)〉with昨日のアカデミー賞授賞式を観て予定変更したのは、果たして正解だったようだ?〉 [箴言]

 箴言第2章です。

 箴2:1-22〈父の諭し(二)〉
 正しい人であるには、知恵と英知、分別を身に付けるのがよい。それを捜し求め、呼ばわれば、「あなたは主を畏れることを悟り/神を知ることに到達するであろう。」(箴2:5)
 知恵と英知、分別を備えていれば、あなたは悪の道に踏み入れることがなく、ならず者の奸計から自分を守ることができる。所詮、奴らはならず者、まっすぐな道を捨てて闇の道を歩む衆だ。
 ━━また同様に、分別ある者は異邦の女、身持ちの悪い女を遠くに避けられる。このふしだらな衆は本来あるべき伴侶を捨てて自分の本性に相応しい男へ走った衆、自分の神との契約を忘れ呆けた女だ。
 こんな女にあなたは引っ掛かり、喰い物にされ、腑抜けにされ、体よく扱われて放られる身分にまで自らを堕としめてはならない。分別を以て、自らを守れ。
 「彼女のもとに行く者は誰も戻って来ない。/命の道に帰りつくことはできない。」(箴2:19)

 「こうして/あなたは善人の道を行き/神に従う人の道を守ることができよう。/正しい人は地に住まいを得/無垢な人はそこに永らえる。/神に逆らう者は地から断たれ/欺く者はそこから引き抜かれる。」(箴2:20-22)

 ○ここで語られる事柄はいずれも真実であります。本章に於いて語られること、即ち心して知恵と分別を求めるならば、悪の道に染まることは決してない、ということです。
 洋の東西、今昔を問わず、<やっていいこと>と<やってはいけないこと>の線引きは明瞭であり確固としている。また、なぜ人の命を奪ってはならないのか、そんなことを改めて教えなければならない、教えても理解できない、理解できないから試してみる、という、モラル・ハザードが生み出した悪循環を時代の所為にするなど無責任にも程がある。
 善悪の区別がきちんとできるなら、どれだけ誘惑に捕らわれても、<やっていいこと>と<やってはいけないこと>のギリギリの境界線で踏み留まれるはずでありましょう。踏み留まるために必要なのが、知恵と分別なんだよ、そう第2章では教えてくれるのです。もう一つ、個人的に必要だな、と思うのは、想像力。これを除いて他にありましょうか?
 また、女性についての警告も然りであります。人は自分に相応しい異性を心より求め、伴侶とするのだ、と思います。谷崎潤一郎なら「魂の色が似ている」というでしょうか。なぜわたくしがああも激しく(と、指摘されました)斯様な女性を糾弾するかのような文章表現をしたのか、といえば、まさにそうした人と付き合った過去があるから。あれはまさしく<悪魔>であった……。いまは永劫に訣別できたことに感謝しています。



 お休み初日が雨降りとは哀しすぎる。が、昨日のアカデミー賞授賞式の様子を観ていて、予定変更したのは結果的によかったのかな……。
 実は今日、映画『英国王のスピーチ』を観に行くつもりでいたのだ。でも、既に新聞でも報道されているとおり、作品賞と脚本賞、主演男優賞と全部で4部門を制した作品である以上、映画の日である今日は殆どの映画館は混みあったことでしょうなぁ……。もう少し落ち着いたら、出掛けよう。
 まずはそれより先に、ドゥダメルだ! 朝9時過ぎからの上映なんて━━今宵は酒を断つッ!!◆

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