第0876日目 〈箴言第5章:〈父の諭し(六)〉with『ブレード・ランナー』全3ヴァージョン放送中……チェック!〉 [箴言]

 箴言第5章です。

 箴5:1-23〈父の諭し(六)〉
 よその女の唇はなめらかで蜜をしたたらせている。あなたはそれに心蕩けさせ、その女によろめくかもしれない。よその女とは即ち異邦の女。彼女は人生の道程について考えることもなく、自分の道を外れたことを知ることさえない。
 わが子よ、あなたは彼女に近寄ってはならぬ。「あなたの栄えを他人に/長寿を残酷なものに渡してはならない。/よその女があなたの力に飽き足りることを許すな。/異邦人の家を/あなたが労した実りで満たしてはならない。」(箴5:9-10)━━あなたが彼女へ近附いてわが身を滅ぼす前に、後悔しても取り返しの付かぬ事態に陥らない前に、あなたはわたしの言葉を刻み、従い、逸れたりしないように心身を引き締めよ。
 あなた自身の井戸から水を汲め、あなた自身の泉から湧く水を飲め、あなたの水の源は祝福されよ。
 「若いときからの妻に喜びを抱け。/彼女は愛情深い雌鹿、優雅なかもしか。/いつまでもその乳房によって満ち足り/常にその愛に酔うがよい。/わが子よ/どうしてよその女に酔うことがあろう/異邦の女の胸を抱くことがあろう。」(箴5:18-20)

 「人の歩む道は主の御前にある。/その道を主はすべて計っておられる。/主に逆らう者は自分の悪の罪にかかり/自分の罪の網が彼を捕らえる。/諭しを受け入れることもなく/重なる愚行に狂ったまま、死ぬであろう。」(箴5:21-23)

 ○箴2:16-19を参照せよ。
 ここには共感、首肯するところ大である。そのせいでか、引用箇所もふだんより多くなってしまった。まあ要するに、身持ちの正しい、心根のしっかりした女性と交際し、その女性からあなたの心を離してはなりませんよ、という内容です。
 本章は、最近いろいろと悩み、挙げ句に死者や在北欧の元カノにつらつら思いを返すこと度々なさんさんかには、溜め息混じりに来し方を嗟嘆させてくれる章でもあったのです。こちらはこんなに、ね、想っているのにさ……。ちきしょう、夢枕にも立ち現れやしない。
 でも、ここで語られるのは徹頭徹尾、誠でございますね。この章を読んでなんの引っ掛かりも感じぬ男性がいたら、それはおそらく永遠の伴侶と若いうちから巡り逢い、想いを重ねて離さずにきた男性に相違ありません。そして、その男性の想いを片時も疑うことも離れることもなくいられる女性も、本当にすばらしい方なのでありましょう。まさに<夫唱婦随>を具現した二人。……くぅ、おいらがそうなりたかったぜッ!
 でも、〈父の諭し〉って、少なくとも前半部分では女性にまつわる話題が多い。今も昔も、男と女がある限り、永劫に普遍の問題である、ということか……。



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