第0886日目 〈箴言第14章:〈知恵ある女は家庭を築く。〉with『悪霊』の再読を仕切り直そう、という建設的計画について、端的に述べるのだ。〉 [箴言]

 箴言第14章です。

 箴14:1-35〈知恵ある女は家庭を築く。〉
 知恵ある人はそれによって自分を守り、自分の道を見分ける。貧しい人を憐れみ、悪を避ける。
 神に逆らう者の家は断絶し、正しい人の天幕は繁栄する。主を畏れれば頼るべき砦が得られ、子孫のための避けどころを得る。
 愚か者の無知は欺き、欺きは裏切り。罪を耕せば必ず迷い、善人の前に悪人は身を低くする。
 「真実の証人は魂を救い/欺きの発言をする者は裏切る。」(箴14:25)

 「知恵ある女は家庭を築く。/無知な女は自分の手でそれを壊す。」(箴14:1)

 「魂の苦しみを知るのは自分の心。/その喜びにも他人はあずからない。」(箴14:10)

 「笑っていても心の痛むことがあり/喜びが悲しみに終わることもある。」(箴14:13)

 「穏やかな心は肉体を生かし/激情は骨を腐らせる。」(箴14:30)

 「神に逆らう者は災いのときに退けられる。/神に従う人は死のときにも避けどころを得る。」(箴14:32)

 ○心の琴線に触れるような文言と出会うと、心が震えます。それが例えすぐには理解できないものであっても、なんだか気になって何度も読み返したり、胸のなかで転がしていると、或るとき、ふっ、と理解が及ぶ場合もある。━━引用もした箴14:10と13はその好例。なんとなく、だが来し方を回想して、そういえばわが身、わが思いに思い当たる節はあるなぁ、と考えるのです。
 喜びが悲しみに終わる(箴14:13)、なんて、まさしく<恋の始まり>と<恋の終わり>ですよね。昨年はしあわせだったのに、請われて戻った途端の冷戦状態はなんなのだ……?
 それに箴14:10もなにやら、さんさんかという人物を端的に表現しているような文言で、思わず溜め息を吐(つ)いちゃいます。苦しみや悩みがあっても、それをいうのに憚りを感じてなにもいえずにいる性格の人って、いるんですよね。ほら、ここに。ね? 厄介ですよ、こんな性格の主がこの世を渡ってゆくのは。だからこそ、誰かそばに一緒にいてくれる人が必要なんだ。



 勇んで再読を始めたドストエフスキー『悪霊』。が、てんやわんやで読み進めずにいる。仕方ないから機を見て仕切り直しを計るつもりです。憂い事を抱えていても、前に進むのだ。放棄なんて、しないからね?◆

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。