第0898日目 〈箴言第25章:〈ソロモンの箴言(補遺)〉with LOVE&PIECE!〉 [箴言]

 箴言第25章です。

 箴25:1-28〈ソロモンの箴言(補遺)〉
 箴29まで補遺。これらはソロモン王没して約200年後に即位した南王国ユダの王ヒゼキヤの周辺にいる人々によって筆写された由。ヒゼキヤ王は偶像崇拝の蔓延した国内を清め、主への信仰を回復した人である。御代の記録は列下18-20、代下29-32にあり、また「イザヤ書」は王の傍にいた預言者イザヤの預言書で、ここにもヒゼキヤの御代の記録がある。

 時宜にかなって語られる言葉は金のリンゴに等しく、聞き分けられる耳へ与えられる賢い懲らしめは純金の飾りに等しい。渇いた喉を潤す冷たい水や遠い地からもたらされる良き便りはうれしいものだ。
 何事も過ぎれば苦しみでしかなく、栄華を求める心が過ぎればそのゆえに栄華は失われる。それがこの世の理(ことわり)。

 「自分のことについて友人と争うのはよいが/他人の秘密を漏らしてはならない。/それを聞いた人があなたを恥に落とし/あなたの悪評は去らないであろう。」(箴25:9-10)

 「あなたを憎む者が飢えているならパンを与えよ。/渇いているなら水を飲ませよ。/こうしてあなたは炭火を彼の頭に積む。/そして主があなたに報いられる。」(箴25:21-22)

 ○かつてヒゼキヤ王は、ユダを再び主の求めに叶った国家とするため、事績で語られたように信仰を回復させた。その御代に「箴言」が筆写された、ということは既にソロモン王の語った格言/箴言が一書にまとめられていたが、度重なる主の目に悪と映る行為に走る諸王の政策のなかで散逸しつつあったのかもしれません。
 事実はどうかわかりませんが、曾孫にあたるヨシヤ王の御代に律法が発見されて民の前で朗読された、という出来事を併せると、そんな推測も現実味を伴ってくる気が致します。「ヒゼキヤはユダの全土にこのように行い、自分の神、主の御前に良い事、正しい事、真実な事を行った。彼は神殿における奉仕について、また律法と戒めについて、神を求めて始めたすべての事業を、心を尽くして進め、成し遂げた。」(代下31:20-21)



 社会人の2ヶ月って短いな。さんさんかは昨日を以て急遽ヘルプで担当した職場を去りました。来月から新しいクライアントへ移ります。
 波多野睦美(Ms)=つのだたかし(Lute)による英国ルネサンス歌曲集を聴きながら、ぼんやり過ごす休日。ダウランドやパーセルの音楽に出会わなかったら、この素敵なCDへ耳を傾けながらおぐゆーさんのことを思い出したりはしていないだろう。あれで良かったのかな。然り、良かったのだ。進むべき道はない、しかし、進まなくてはならない。
 LOVE&PIECE!◆

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