第1141日目 〈「エレミヤ書」再開前夜with聴力がまったく失われるその日まで、……〉 [エレミヤ書]

 明日から「エレミヤ書」を再開します。
 それに先立って、過去に書いたノートを読み直していました。この預言書がいったいどういう性格の書物であったか、自分はこれをどう捉えていたのか、など、確認したかったからです。なんとか<勘>は取り戻して、新たな気持ちでノートを、ブログを、再開できそうな予感がしています。
 自分に臨んだ主の言葉/預言へ耳を傾けず、なお主の目に悪と映る行いを続けてこれを自己正当化する民に苦しめられてきたエレミヤ。再開後は具体的な形でかれが民から迫害に遭う様が描かれ、そうした絶望と失望のなかにあっても主の言葉を微塵も疑わず、主から啓示されたユダ国とエルサレムの未来を民に伝えます。そうしてバビロンに屈して民族絶滅を免れよ、失意のうちに腐ったりせず、侮辱と哀しみに耐えていつの日か訪れる救済のときを待て、と訴えます。
 いよいよクライマックス、という感の濃い「エレミヤ書」の後半を、明日から読んでゆきます。もしお手空きであったりするならば、「第1087日目 〈「エレミヤ書」前夜〉」など読み直していただけるとうれしいです。
 「エレミヤ書」は今年中に終わる予定でおります。クリスマス頃かな……さんさんかにはなんの予定も縁もないイヴェントですが。もうそんな季節かぁ……、ふん。

 聴力がまったく失われるその日まで、愛した音楽をたくさん聴き倒そう、と思います。それを、何人たりとも侵せぬ神聖なる思い出にして、いつまで続くかわからない残りの人生を独りぼっちで過ごそう、と思います。
 いま聴いているのは、アバド=BPOのチャイコフスキー交響曲第5番(SONY)。締まった感じが良いですね。ストイックさとロマンティックさは共存し得るのですね。◆

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