第1231日目 〈エゼキエル書第21章:〈エルサレムに向けられる剣〉with原稿を仕事のあとで書くことについての諸々を、さんさんかなりに考えてみる。〉 [エゼキエル書]
エゼキエル書第21章です。
エゼ21:1-37〈エルサレムに向けられる剣〉
エゼキエルよ、と主の言葉が臨んだ。テマンとダロムに顔を向けて言葉を注ぎ出し、ネゲブの森に向かって預言せよ。
わたしはネゲブの全土に炎を放ち、その業火で以てネゲブを焦土と化さしめる。わたしは鞘から剣を抜き、良き者もそうでない者も見境なく、容赦なく殺戮する。諸国民よ、聞け。剣がわが民へ臨み、すべてのイスラエルの君候に臨む。
(エルサレムへ。)
バビロン王が進んで来る。かれは道の分かれ目で立ち止まった。道は二叉になっていた。一つはアンモン人の都ラバに、もう一つは他ならぬユダの王都エルサレムに続いている。
王は占い師を呼んだ。いずれに進むべきか? 占い師が道を示した。もはや王とその軍勢に躊躇いはなかった。かれらはその道をひた走り、攻撃の準備を整えた。かれらの行く先にあるのは、ユダ王国の首都エルサレム。
シオンの民は自らの罪、自らの背き、自らの過ちゆえにバビロニアの捕虜となる。「悪に汚れたイスラエルの君主よ、お前の日が、終わりの刑罰の時にやって来る。」(エゼ21:30)
アンモン人と、かれらの放つ嘲りに。
剣はお前たちを殺戮するために抜かれて、輝かんばかりの光沢を放つ。お前たちは汚れた。
――エゼ21:33-37がアンモン人への主の言葉となるわけだけれど、ここは何度読んでもさっぱりわからなかった。これの清書をする傍らで改めて聖書を開き、読み返してみるも、なかなか理解は進まず、ならばいっそ、全文を引いちゃおうか、と良からぬことも企んだけれど、それはやっぱり非道すぎるよね。完璧に手抜きじゃん、と反省し、けっきょく最初のノート通り、アンモン人については短くしてしまった次第であります。
冒頭のテマンとダロム、ネゲブについては既に何度も触れてきた。それぞれに註を加えれば、テマンはエドムの一地方で住人は古来知恵者として知られていた。ヨブの友人にテマン人がいましたね。ダロムについては不明。ネゲブはユダ南方の地域でアマレク人が住んでいたが、ダビデのイスラエル統一王朝の樹立に伴い領土編入された由。
序ながら(ん?)アンモン人はイスラエルの近親民族でたびたび大国の後ろ盾を得たりしてイスラエル/ユダから独立を勝ち取っていました。まぁ、仲が悪い、ということですな。また、バビロン王即ちネブカドネツァルが道の分岐点にいて、エルサレムかラバかで進むのを悩んだ旨、上述してありますが、あとで読む章(エゼ25)に於いてかれはラバに進撃してこれを攻略しております。
ちなみにハーレイの本では本章を、「剣がイスラエルとアモンに対して抜かれようとしている」(『新聖書ハンドブック』P420 いのちのことば社)とシンプルに説明しております。本ブログもこれぐらい簡単にまとめられるとよいのですが……。
本ブログ原稿を会社帰りに書くことについて、さんさんかが考察する、――
資料が概ね揃っている場所で書くなら問題はないが、仕事帰りの一時間半ばかりを、疲れを押して読書とノートに費やすことの不便さ、不毛さ、時間のロスを痛切に感じ始めているところであります。
おまけに山手線某駅近くのスターバックスは、スタバ独自の(っていえばいいのかな)Wi-Fi環境であるにもかかわらず、電波の入りが非常に悪くってね。サイトを開こうとすると、NTTフレッツの広告ページに飛んじゃうんだ。辞めた同僚ご推奨のWiMAXのルーターでも買って持ち歩こうか、と真剣に悩んでいます。
早めにモバイルPCを購入しないとなぁ……。◆
エゼ21:1-37〈エルサレムに向けられる剣〉
エゼキエルよ、と主の言葉が臨んだ。テマンとダロムに顔を向けて言葉を注ぎ出し、ネゲブの森に向かって預言せよ。
わたしはネゲブの全土に炎を放ち、その業火で以てネゲブを焦土と化さしめる。わたしは鞘から剣を抜き、良き者もそうでない者も見境なく、容赦なく殺戮する。諸国民よ、聞け。剣がわが民へ臨み、すべてのイスラエルの君候に臨む。
(エルサレムへ。)
バビロン王が進んで来る。かれは道の分かれ目で立ち止まった。道は二叉になっていた。一つはアンモン人の都ラバに、もう一つは他ならぬユダの王都エルサレムに続いている。
王は占い師を呼んだ。いずれに進むべきか? 占い師が道を示した。もはや王とその軍勢に躊躇いはなかった。かれらはその道をひた走り、攻撃の準備を整えた。かれらの行く先にあるのは、ユダ王国の首都エルサレム。
シオンの民は自らの罪、自らの背き、自らの過ちゆえにバビロニアの捕虜となる。「悪に汚れたイスラエルの君主よ、お前の日が、終わりの刑罰の時にやって来る。」(エゼ21:30)
アンモン人と、かれらの放つ嘲りに。
剣はお前たちを殺戮するために抜かれて、輝かんばかりの光沢を放つ。お前たちは汚れた。
――エゼ21:33-37がアンモン人への主の言葉となるわけだけれど、ここは何度読んでもさっぱりわからなかった。これの清書をする傍らで改めて聖書を開き、読み返してみるも、なかなか理解は進まず、ならばいっそ、全文を引いちゃおうか、と良からぬことも企んだけれど、それはやっぱり非道すぎるよね。完璧に手抜きじゃん、と反省し、けっきょく最初のノート通り、アンモン人については短くしてしまった次第であります。
冒頭のテマンとダロム、ネゲブについては既に何度も触れてきた。それぞれに註を加えれば、テマンはエドムの一地方で住人は古来知恵者として知られていた。ヨブの友人にテマン人がいましたね。ダロムについては不明。ネゲブはユダ南方の地域でアマレク人が住んでいたが、ダビデのイスラエル統一王朝の樹立に伴い領土編入された由。
序ながら(ん?)アンモン人はイスラエルの近親民族でたびたび大国の後ろ盾を得たりしてイスラエル/ユダから独立を勝ち取っていました。まぁ、仲が悪い、ということですな。また、バビロン王即ちネブカドネツァルが道の分岐点にいて、エルサレムかラバかで進むのを悩んだ旨、上述してありますが、あとで読む章(エゼ25)に於いてかれはラバに進撃してこれを攻略しております。
ちなみにハーレイの本では本章を、「剣がイスラエルとアモンに対して抜かれようとしている」(『新聖書ハンドブック』P420 いのちのことば社)とシンプルに説明しております。本ブログもこれぐらい簡単にまとめられるとよいのですが……。
本ブログ原稿を会社帰りに書くことについて、さんさんかが考察する、――
資料が概ね揃っている場所で書くなら問題はないが、仕事帰りの一時間半ばかりを、疲れを押して読書とノートに費やすことの不便さ、不毛さ、時間のロスを痛切に感じ始めているところであります。
おまけに山手線某駅近くのスターバックスは、スタバ独自の(っていえばいいのかな)Wi-Fi環境であるにもかかわらず、電波の入りが非常に悪くってね。サイトを開こうとすると、NTTフレッツの広告ページに飛んじゃうんだ。辞めた同僚ご推奨のWiMAXのルーターでも買って持ち歩こうか、と真剣に悩んでいます。
早めにモバイルPCを購入しないとなぁ……。◆
タグ:旧約聖書 エゼキエル書