第1253日目 〈エゼキエル書第38章:〈マゴグのゴグに対して〉1/2with夢を見よう、下世話な話もしよう。〉 [エゼキエル書]

 エゼキエル書第38章です。

 エゼ38:1-23〈マゴグのゴグに対して〉1/2
 マゴグの地の長、メシェクとトバルの総首長、ゴグよ。お前は大きな山脈の向こうからやって来て、やすらかに暮らすイスラエルを攻めようとする。クシュやプト、ペルシア、ゴメル即ちキンメリア、北の果てのベト・トガルマと武力連合して、静かに生活するイスラエルを撃とうと進んで来る。わたしがお前を呼び寄せる。
 お前の進撃にシェバ(シバ)やデダン、タルシシュは非難の声をあげる。が、マゴグよ、お前は意に介さず山脈を越えて、パレスチナの平原を縦断してイスラエルに迫る。
 人の子よ、エゼキエル、ゴグに預言して語れ。それは終わりの日の出来事。わたしがお前を、イスラエルへ呼び寄せる。わたしが聖なるものである、と、お前を通して諸国民に知らしめるためだ。わたしはお前の到来を、遠い昔に預言者たちへ語っていた……。
 マゴグよ、お前がイスラエルの地を襲うとき、わたしの憤りがお前の頭上に注ぐ。そのとき、大地は凄まじい地震に見舞われて、生きとし生けるものすべてがわたしの前に震える。山は裂け、崖は崩れ、城壁は倒れる。わたしは疫病と流血を以てお前を裁く。マゴグとその連合軍、すべての兵士、すべての軍勢の上に、大雨と雹、火と硫黄を注ぐ。
 「わたしは自らの偉大さと聖とを多くの国々の前に示す。」(エゼ38:23)

 北からの敵がイスラエルへ迫る。エレミヤやエゼキエルに主は幾度か語ってきました。マゴグの接近を預言する本章に於いて成就する話題であったのか、と思えば長いゴールを見たような気にもなりますが、でも今一つ釈然としない自分がいるのも事実。ふぅむ……。
 では久々な、地名についての補註です。
 ・マゴグ;カスピ海と黒海の間、コーカサス地方の一部にあった国、或いは部族連合か。
 ・メシェク、トバル;キリキア地域の国。エゼ32:26には単一国のような表記がある。
 ・キリキア地方;小アジア南東沿岸地帯。地中海東端はシリア、レバノンの海岸線にぶつかるが、北のトルコ側の海岸線は入江のように内陸へ凹んでいる。タウロス山脈(トロス/ダウルス山脈とも)を北方に望む平地、都市アダナのあたりが、キリキアと呼ばれた地域とされる。
 ・クシュ;エジプト南端と国境を接する。現在のエチオピア。
 ・プト;リビア。
 ・ゴメル;キンメリア
 ・ベト・トガルマ;南アラビア乃至ウラルトゥ地方にあった国。
――マゴグ連合軍として名の挙がった国について、簡単に註釈を加えました。



 退屈な日曜日、処分するCDを箱詰めしていました。約10,000枚を段階的に処分するのを続けて6年程、いまは500枚弱が部屋にある。処分を決めた休みの今日、いそいそと箱詰めしていたわけだが、さすがに先が見えてきたかな。今回の目玉は、稀少盤も混ざったイタリア・オペラ。この子たちが幾ら稼いでくれるだろうか、と少々夢を見つつ、珍しく下世話な話題となったことをお詫び申しあげます。◆

 なんだか今夜は寒いね? 布団のなかであなたと丸くなりたい。(13/04/11 01:30追記)□

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