第1258日目 〈エゼキエル書第45章1/2:〈聖域〉with決意はしたが、……(つぶやき・なう)〉 [エゼキエル書]

 エゼキエル書第45章1/2です。

 エゼ45:1-9〈聖域〉
 後にあなたたちが国を嗣業として割り当てる際、その土地の一部を聖なる献げ物、献納地としなくてはならない。献納地は縦/東西に25,000アンマ、横/南北に20,000アンマである。この区域は周囲全体にわたって神聖である。
 献納地のなかに500アンマ四方の区域を設けよ。そこは聖所の境内となる。そのまわりには幅50アンマの放牧地を設けよ。
 上述の区域から長さ25,000アンマ、幅10,000アンマを測量せよ。そこには最も聖なる聖所、即ち至聖所が置かれる。神殿に仕える祭司たちは、この至聖所を擁す区域に住む。また、祭司以外のレビ人はその区域の北方に、踵を接するような形で、長さ25,000アンマ、幅10,000アンマの土地を持って、そこに暮らす。
 至聖所を擁す区域の南、長さ25,000アンマ、幅5,000アンマの区域はイスラエルの家全体の所有である。ここは都が所有して、かれらの町となる。
 北から、レビ人に割り当てられた区域、至聖所を擁す区域、イスラエルの家の町が作られる区域。これを東西両方から挟みこむような形で、君主の領地がある。西は大海(地中海)、東はヨルダン川に接する。君主がイスラエルにおいて所有するのは、これら二ヶ所の土地だけである。
 わたしによって立てられたかれら君主は、もはや自分の民を虐げず、正義と恵みの業を行う。かれらは献納地以外の土地を、イスラエルの家とその部族へ委ねる。

 「アンマ」は長さを示す尺度です。1アンマは約45センチ。但し「エゼキエル書」では「大アンマ」というて通常の1アンマに1トファを加えた長さ、即ち約50センチ強の尺度が適用されます。1トファは1アンマの1/6の長さです。神殿測量のときから青銅の人がこの大アンマを用いて、あちこちの採寸を取っておりました。読書ノート並びに本ブログでは初お目見え(久しぶりの、だったかな)なので、ここで註記しておきます。
 聖なる献納地の割り当てが説明されますが、これは本書幕切れの第47-49章への導入役を担う章でもある。カナン入植後の土地の分配同様に、件の章に於いてもイスラエル12部族への嗣業の土地の割り当てがされます。その記述はここで取り挙げた聖なる献納地を中心にして記述されてゆく。だから、というわけではありませんが、できれば、ああそういえば数日前に土地の割り当てのことでなにか書いてあったな、ぐらいに覚えておいていただけると嬉しいです。えへ。
 ――聖書本文をご覧いただけるとわかりますが、殆ど引き写し同然のノートになってしまいました。謹んでお詫びすると共に、己の力不足とどうにも制御しかねる気分の波にながされがちな心弱さを深謝いたします。
 なお、「エゼキエル書」は今週末に終了予定です。長かった……。



 読まない本の処分を決意、が、これがまた難しい。◆

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