第1326日目 〈アモス書第2章:〈諸国民に対する審判〉2/2withヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース『SPORTS』30周年記念公演を待ち侘びる!〉 [アモス書]

 アモス書第2章です。

 アモ2:1-16〈諸国民に対する審判〉2/2
 主がいう、――モアブの3つ、4つの罪をけっして赦さない、と。かれらは戦場に於いてエドム王の骨を、灰になるまで焼き殺したからだ。それゆえわたしはモアブに火を放ち、その火がケリヨトの城郭を舐め尽くすようにする。あたりから鬨の声が上がり、角笛が響く。混乱の只中でモアブは死ぬ。そうして支配者は断たれ、高官は皆殺しにされる。
 主がいう、――ユダの3つ、4つの罪をけっして赦さない、と。「彼らが主の教えを拒み/その掟を守らず/先祖も後を追った偽りの神によって/惑わされたからだ。」(アモ2:4)それゆえわたしはユダに火を放ち、その火がエルサレムの城郭を舐め尽くすようにする。
 主がいう、――イスラエルの3つ、4つの罪をけっして赦さない、と。かれらは正しい者を金に換え、貧しい者を二束三文で売り飛ばすからだ。かれらは弱き者を虐げ、悩みのうちにある者の道を曲げる。祭壇の傍らには質草として取り立てた衣があり、税として取り立てたぶどう酒がある。
 イスラエルよ、忘れたか。荒れ野の40年のあとカナンへ導き、屈強のアモリ人を根絶やしにしたのがわたしであることを。お前たちのなかから預言者を立て、誓願によりわたしへ献身するナジル人を立てたのが誰であるかを。しかし、お前たちは預言者に預言するな、といい、ナジル人に酒を飲ませた。
 わたしはお前たちの足の下の大地を裂く。勇者も射手も、足の速い者も馬に乗る者も、何人と雖も立っていることも逃げることもできない。辛うじて難を逃れた勇者がいたとしても、その日、その者は裸で逃げることだろう。

 モアブがエドム王の骨を焼き灰にした(アモ2:1)とは、なにに起因するかわかりませんが、わたくしは王下3:26にあるイスラエル・ユダ・エドム連合軍vsモアブの戦いてモアブがエドム王を倒そうとした、という記述に拠るのではないか、と思います。
 同じモアブの項にあるケリヨトはエレ48:4にモアブの町の一つとして、ボツラ、ベト・メオン他と一緒に登場します。この町は民21:29,エレ48:7に出る国家神ケモシュの神殿があった町である由。
 ナジル人について触れたのはずいぶん前になりますので、改めて簡単に記しておこうか、と思います。ナジル人は本文に記した如く誓いを立てて主に仕えることを諒とした人たちのことで、規定や誓願については民6に詳しくあります。ナジル人として誓願を立てた期間中は、――
 ・ぶどう酒や濃い酒、その酢を断ち、ぶどう駅は一切飲んではいけない、
 ・髪は長く伸ばしておき、剃ってはならない、
 ・たとえ親兄弟のであろうと死体には近附いてはならない、etc……
 「ナジル人である期間中、その人は主にささげられた聖なる者」(民6:8)であり、「その人は誓願を立てたその誓願どおり、ナジル人であることの規定に従って行われなければならない。」(民6:21)



 メガ・ヒット・アルバム『SPORTS』リリース30周年を記念した来日公演が、今年10月、地味に開催されるヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース。
 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でファンになったさんさんかはさっそくチケットを取って、往時の東京ドーム公演のような勢いに満ちた、ロックンロールの素晴らしさを体感させてくれるに違いないかれらのライヴを、いまから待ち侘びるのであります。
 オリジナル・メンバーを2人欠き、ホーン・セクションの要たる人物を先年に亡くしたかれらがどんなサウンドを聴かせてくれるのか、非常に楽しみな半面、それと同じぐらいに不安が募っている。なんといっても新たなメンバーが加入してもう10年近くになるとはいえ、現メンバーのサウンドを生で聴くのは今回が初めてですからね。
 でも、HLNの日本公演は久しぶりの域を通り越して、もはや奇蹟に等しいイヴェント。まるでカルロス・クライバーの演奏会みたいに……。
 その日は万難を排してでも参戦するぜ!◆

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