第1374日目 〈ハガイ書第1章:〈神殿再建の呼びかけ〉with『SW Ep7』、2015年夏に日本公開決定!〉 [ハガイ書]

 ハガイ書第1章です。

ハガ1:1-15〈神殿再建の呼びかけ〉
 斯くしてエルサレムの新しい神殿の建設作業は頓挫した。それから16年後、ペルシア王ダレイオス1世の治世第2年(前520年)のことである。預言者ハガイを通して主の言葉が、<ユダの総督>ゼルベバルと大祭司ヨシュアに臨んだ。その主の言葉に曰く、――
 お前たちは神殿を廃墟にしたまま平然として、板で造った家に住んでいるが、それでよいのか。どれだけ種を蒔いても獲れるものは少なく、衣食に於いてお前たちが満足することはない。空は乾いて雨は降らず、地は乾いて作物の芽は出ない。
 どうしてそんなことになったのか――わたしが旱魃を呼び寄せたからだ。それゆえ人々の上に労苦が及んだのである。
 自分の歩む道についてよく考え、心に留めよ。山に登って木を伐り、新たに神殿を建てよ。わたしはそれを喜ぶ。
 ――主の言葉をゼルベバルもヨシュアも喜んだ。民はその御声に耳を傾け、主を畏れ敬った。主の使者ハガイは主の派遣に従って、かれらへ告げた。わたしはあなたたちと共にいる、という、素朴にして力強い主の言葉を民へ伝えた。
 ゼルベバルとヨシュアと民の残りの者は皆、主の言葉に奮い立って出てゆき、妨害をはねのけて第二神殿の建設に取り掛かった。ペルシア王ダレイオス1世の治世第2年6月24日のことであった。

 「お前たちは自分の歩む道に心を留めよ。」(ハガ1:5,7)

 ハガイとはヘブライ語で「祝祭」の意。神殿再建を助ける預言者にふさわしい名前といえます。
 主の不満はもっともなのですが、それよりも民の生活を維持させることが最優先であるまいか。かれらが生活して命を明日へつなげなければ信仰もなにもあったものではない。それこそ神や信仰などハリボテ同然の事柄でありましょう。
 ――が、これこそが近代以降の考え方と申せるのであって、往時の倫理観に則れば、神への信仰と奉仕こそ最優先されるべきであり、それなくして民の生活などあり得ない、ということなのでしょうか。どうにも釈然としないのですが、それは時代を遠くに隔てた者ゆえ理解の及ばぬ次元の話なのかもしれません。神殿あってこその共同体、それなくして民の生活は成り立たない、というのが主の主張なのでありましょうね。
 「エズラ記」についても同様のことがいえましょうけれど、帰還したユダヤ人の殆どがゼルベバルとヨシュアと一緒になって団結して第二神殿の再建工事に携わった、というのは、心を打つ描写です。捕囚前の南王国では考えられなかった出来事。捕囚経験を通して民の心に主への揺るぎなき信仰と畏怖が芽生え、根付いたことが指摘できましょう。



 『スター・ウォーズ エピソード7』の日本公開が2015年夏に決定した模様ですね。うれしいことだ! 子供の頃のワクワクドキドキ感を再び映画館の暗闇のなかで堪能できる!!
 撮影はまだ始まっていないようですが、音楽はこれまで通りジョン・ウィリアムスが、そうして出演交渉の最終段階とされるのが旧3部作で主役を務めたM.ハミルとH.フォード、C.フィッシャーの3人。実現したらどんなに感涙ものであろうか。もちろん、さんさんかは初日に劇場へ駆けつける所存です。
 ちなみにハミルとフィッシャーには減量命令が出された由。……うん、ダイエットして旧3部作を思わせる姿をスクリーンで披露してください。◆

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