第1384日目 〈ゼカリヤ書第6章:〈第八の幻〉&〈戴冠の宣言〉with汗かきには辛い季節がまだまだ続く……。〉 [ゼカリヤ書]

 ゼカリヤ書第6章です。

 ゼカ6:1-8〈第八の幻〉
 再び目を留めて見ていると、2つの青銅の山の間から4両の戦車が出て来た。戦車にはそれぞれ赤毛の馬、黒い馬、白の馬、まだらの馬が数頭ずつ、繋がれている。
 御使いは、4両の戦車は天の四方から吹く風である、とゼカリヤに教えた。続けて、それは全地の主の御前に立ったあと、赤毛の馬は東の国に、黒い馬は北の国に、白い馬は西の国に、まだらの馬は南の国に、それぞれ向かう、といった。
 強い馬たちは御使いの号令に従って、地上を四方に行き巡った。――北の国へ出て行ったものがわが霊を北の国へ留まらせた、と、御使いは主の言葉を代弁した。

 ゼカ6:9-15〈戴冠の宣言〉
 主の言葉がわたくしゼカリヤに臨んだ。バビロンから帰ったばかりのヘルダイ(ヘレム)、トビヤ、エダヤの家族から、金と銀の贈り物を受け取りなさい。そのあと、ツェファンヤの子ヨシヤの家に入って金と銀で冠を作り、大祭司ヨシュアの頭に載せて宣言しなさい。
 「万軍の主はこう言われる。/見よ、これが『若枝』という名の人である。/その足もとから若枝が萌えいでる。/彼は主の神殿を建て直す。/彼こそ主の神殿を建て直し/威光をまとい、王座に座して治める。/その王座の傍らに祭司がいて/平和の計画が二人の間に生ずる。」(ゼカ6:12-13)
 冠はヘレム(ヘルダイ)、トビヤ、エダヤ、ツェファンヤの子の好意の記念品として神殿に安置される。遠方より来たる有志の者らの力を得て神殿は再建される。
 「こうして、あなたたちがひたすらあなたたちの神である主の声に聞き従うなら、万軍の主がわたしをあなたたちに遣わされたことを知るようになる。」(ゼカ6:15)

 最近にしては比較的引用が多くなってしまった感があります。地の文に溶けこませる努力をしてみても却って袋小路に迷いこむ始末で、こんなとき自分の文章の上手でないことに苛立たしい思いを抱きます。が、いずれも下手に弄くって、その強さ、その優しさ、その良さが失われてしまうのを恐れて、斯く対処したことだけは報告しておこうと思います。
 幾つかのことに言及すれば、まず馬に繋がれた戦車が向かう先の四方の国々は、国名こそ現れていないけれど、やはりユダを苦しめ続けた4つの列強国なのか。しかし、どうにも釈然とせず、考える程に違うような気がする。ふぅむ……。
 本章のノートを執っているうち脳裏を過ぎったことですが、ここでヨシュア戴冠の宣言がされたのは、かれにゼルバベルの横に在る資格を与える意味も込められていたのかもしれない。他ならぬダビデ王家の末裔と並び立って政教不可分の国家を運営してゆく証しを、本章に於いて主はヨシュアへ与えたのかもしれない。わたくしはそんな風に読みながら思うたことであります。
 予告;明日、第1385日目の記事はちょっと長くなるかもしれません。



 汗を流して出勤し、ようやく机の前に坐る。それだけで今日の仕事の8割は終わった、と思う。あとは机の前にいればなんとかなる。
 残暑らしく、少しは暑さが収まった気もするけれど、汗ッ搔きにはまだまだ辛くて肩身が狭い季節が続く。◆

 久しぶりにWordを使った――。旧約聖書続編からはWordを使うようにしようかな。□

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