第1481日目 〈出エジプト記第6章3/3&第7章1/2:〈アロンの役割〉&〈アロンの杖〉withレンタルしても観られないDVDがある。〉 [出エジプト記]

 出エジプト記第6章3/3と第7章1/2です。

 出6:28-7:7〈アロンの役割〉
 主がモーセに、ファラオにわたしの言葉を伝えよ、といった。
 しかし、かれは、唇の割礼を受けていない者がどうして王に神の言葉を伝えられましょうか、といって未だ抗ったのである。
 重ねて主がいった。曰く、――
 あなたの代弁者としてアロンを立てよう。兄にわたしの言葉を教えよ。そうすれば、かれはエジプト王にわたしの言葉を伝える。
 さりながらわたしが王の心を頑なにするから、説得はそう容易いものではないだろう。それゆえ、わたしはこの国に大いなる災い/審判を起こす。イスラエルは、あなたに先導されてエジプトを出る。そのとき、エジプトの人々は、わたしが主であることを知る。
――と。
 モーセ(80歳)とアロン(83歳)はファラオの宮廷に向かった。

 出7:8-13〈アロンの杖〉
 モーセとアロンはエジプト王ファラオへ頼んだ。エジプトに寄留するイスラエルを、歩いて3日の道程にある荒れ野へ行かせてください。荒れ野でわれらの神のため犠牲をささげさせてほしいのです。
 が、ファラオは首を縦に振らない。3日と雖も貴重な労働力をその間削がれるのが惜しかったからである。
 アロンが進み出て、所持していた杖を投げた。それは蛇に変わった。王の魔術師も秘術を用いて自分の杖を蛇へと変えてみせた。すると、アロンの蛇が魔術師の蛇に近附き、これを呑みこんだ。イスラエルがエジプトを喰らったのである。
 「しかし、ファラオの心はかたくなになり、彼らの言うことを聞かなかった。」(出7:13)

 ――斯くして主による10の災いが、このあとエジプトを見舞うことになる。

 荒れ野へ行かせた奴隷は二度とエジプトへ戻ってこないだろう。だからファラオはなんとしてでも貴重な労働力を手放すまいとした、幾度もの災いにエジプトが襲われようとも。
 それが主の采配であるのをわれらは知っている。が、そうでなくともファラオには、国を安定させるために安価で潰しの効く労働力を常時必要だった。労働力はあればある程いい。多量の人員を投入して大きな事業を行うことも可能だ。外国との戦争になったときも数の論理で勝利を収めることもできる。むろん、犠牲となるのは使役されるイスラエルだ。
 イスラエルの奴隷時代を為政者や政府の側から見てみると、また違った物語が紡がれることでありましょうね。



 TSUTAYAで借りるDVDは3枚が限度です。けっきょく、ガンダムSEEDは観ずに返却することになった。それはともかく、3泊4日で1枚100円ならもっと頻繁にかつ有効に利用できるのになぁ。
 利用のし易さという点について、各店舗の方にはもう少し熟慮いただきたい。テナント料など頭の痛い事情があるだろうことは重々承知の上で、敢えて一言お願い申しあげる。◆

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