第1485日目 〈出エジプト記第9章2/2:〈雹の災い〉with別離、カウントダウン続行中。〉 [出エジプト記]

 出エジプト記第9章2/2です。

 出9:13-35〈雹の災い〉
 第七の災いは、雹の災いである。主はモーセにファラオ宛の言葉を託した。曰く、――
 「今度こそ、わたしはあなた自身とあなたの家臣とあなたの民に、あらゆる災害を降す。わたしのような神は、地上のどこにもいないことを、あなたに分からせるためである。実際、今までにもわたしは手を伸ばし、あなたとあなたの民を疫病で打ち、地上から絶やすこともできたのだ。しかしわたしは、あなたにわたしの力を示してわたしの名を全地に語り告げさせるため、あなたを生かしておいた。あなたはいまだに、わたしの民に対して高ぶり、彼らを去らせようとしない。」(出9:14-17)
 わたしイスラエルの神は明日の同刻、エジプト全土に、国が始まって以来経験したことのない甚だ激しい雹を降らせる。さあ、人を遣わしていま野にいる下僕と家畜を避難させよ。家に連れ戻されない者は皆、雹の犠牲に遭って死ぬことだろう。――以上、主の言葉。
 これを聞いていた家臣の一人が、ヘブライ人の神を畏れて自分の下僕と家畜を屋根のあるところへ避難させた。
 主はモーセに、手を天に向けよ、と命じた。すると稲妻が大地へ向けて走り、落ち、甚だ激しい雹が降り始めて大地を打った。雹は野のあらゆる草を打ち、野のすべての木を打ち砕いた。勿論、雹も雷も、主の民イスラエルが住まうゴシェン地方には降らなかった。
 ファラオはモーセとアロンを呼んで、神に祈ってこれを降り止ませるよう頼んだ。お前たちを望むままにこの国から去らせよう。今度ばかりは自分が間違っていた。
 モーセは諾い、主に祈ることを請け負った。が、かれは王の言葉を信じなかった。「しかし、あなたもあなたの家臣も、まだ主なる神を畏れるには至っていないことを、わたしは知っています。」(出9:30)
 ――斯くして雹と雷は止んだ。穂の出る時期を迎えていた大麦と、ちょうど蕾が開く時期であった亜麻は、いずれも壊滅した。ファラオはまたもや過ちを重ねて、心を頑なにして、イスラエルを去らせなかった。主が予告した通りである。

 エジプトという国に雹が降る、というのは、ちょっと想像しがたい光景である。本章の記述に疑問があるわけではない。稀には降るだろう。生きている間、一度も見たことのない人だっているだろう。そんな人が生まれて初めて雹を見て、草木を打ち砕き、大地を穿つ様を見たら、この世の終わりがやってきたと思ってしまうかな、と想像します。
 「わたしは憤りをもって、暴風を起こし、怒りをもって豪雨を降らせ、怒り狂って雹を石のように降らせ、すべてを破壊する。」(エゼ13:13)――雹は神なる主の怒りを示す。



 かの婚約者とは別離を決意した。職業に偏見を持っていないわけではない、といえば嘘になるだろう。口ではなんといおうとも、指さされて斯く非難されれば言葉を継ぐことは出来ない。
 でも、いまはまだ関係継続と相成っている。顔と顔を付き合わせて話し合わねばならぬ事がある。受け取らねばならないものもある。すべてが終わるのはそれからだ。カウント・ダウン続行中……。◆

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