第1552日目 〈ユディト記第2章:〈ネブカドネツァル、討伐命令を下す〉、〈軍総司令官ホロフェルネスの攻略〉withみくらさんさんか、ダラダラ語る。〉 [ユディト記]

 ユディト記第2章です。

 ユディ2:1-13〈ネブカドネツァル、討伐命令を下す〉
 その年の第1の月の22日のことである。ネブカドネツァルは軍総司令にして自分に次ぐ地位に在るホロフェルネスを呼んで、対メディア戦への協闘を拒んだ西方諸国の討伐を命令した。
 諸国の降伏者たちはネブカドネツァル王自らが裁断することになり、その日が来るまでアッシリア軍の監視下に置くこと。一方で反逆者があればこれを討ちその財産はことごとく没収すること。討伐命令に加えてそれらがネブカドネツァル王からホロフェルネスに伝えられた。
 斯くしてホロフェルネスは巨大な軍隊を率いて、アッシリアを出発する準備を始めた。

 ユディ2:14−28〈軍総司令官ホロフェルネスの攻略〉
 ホロフェルネスは軍隊の編制に取り掛かった。12万の兵に1万2千の弓騎兵、多くの戦車が集められ、食料と水が揃えられて輸送用のラクダに載せられた。準備にかかった費用はすべて王室から与えられている。
 そうしてホロフェルネスは精鋭によって編制された軍隊を率いて西方諸国の討伐に出発した。一行はニネベから3日の位置にあるベクティレトの平野に宿営した。
 かれらは西へ、西へ、と進撃する。かつての対メディア戦に於けるネブカドネツァルの呼び掛けに応じなかった国々を端から蹴散らし、これを滅ぼしていった。アッシリア軍をまだ見ぬ地域の人々は震え、怯えるばかりであった。

 上の読書ノートでは省きましたが、ホロフェルネス率いるアッシリア軍のルートは以下の通りであります。
 a;上キリキアの北の山の麓、ベクティレトの平原近く→プト、ルド→ケレ人の地の南にある荒れ野→ユーフラテス渡河、メソポタミア通過→アブロナ川沿いの要害の町々→海(以上、キリキア)
 b;アラビアに面する南の地方/ヤフェトの地→ミディアン→ダマスコの平野(以上、ダマスコ)
 そうして震え、怯えたのは、シドンやティルスといった大海(地中海)沿岸の町の住民、スルやオキナの住民、ヤムニアの住民、アゾトやアシュケロンの住民。「ユディト記」が伝えるのは以上であります。旧約聖書を読んできて馴染んだ地名もあり、そうでない、ここがおそらく初出であろう地名もある。前者についてはともかく、後者に関しては並記される地名を以て場所を判断する他なく、それについては少なくとも現時点では未詳である、とご報告させていただきます。



 春の陽気が感じられた今日、関東地方は17度まで気温が上昇した、ということです。職場のトイレで手を洗っていたら、お花見の相談をしている人がいました。さすがにそろそろダウンのコートでは暑く感じる。明日の休みは春用コートをタンスから出して陽に曝そうかな、と考えた。
 ♪もうすぐ春ですね、ちょっと気取ってみませんか? というキャンディーズの歌を否応なくこの時期脳内リピートが始まるのは、やはり相応の年齢である証拠でしょうか。あら、おかしいね、オッペケペッポー、ペッポッポー♪
 春の香りをそこかしこに孕んだ空気が、これまで馴染んだ冬の清透な空気より重く感じられる。そのせいか、体がだるい。手足に鉛の錘でも嵌められたみたいだ。新しい季節の訪れはどんな季節でも心浮き立ちますが(夏? それについては保留にしよう)、変わり目の時だけはどうにも体がうまく順応しない。ゆえに体調を崩しがちになるのですが、どうにかみくらさんさんか、耳の不調を訴え腰痛に悩まされながらも、なんとか元気に会社で忙しく、明るく振る舞っております。体調管理が得意な方ではないけれど、どうにかこうにか騙し騙し動いて生存しております……。
 ところで、インフルエンザは峠を越したのかな。ノロウィルスはもう影を潜めたのだろうか。それともわたくしが気に掛けていないだけ? 最近では梅毒患者が増えてきたと仄聞する。肺結核もまだ現役の病のようだ。すべての病気が撲滅される世界が訪れるとは思うていないけれど、微々たる割合であっても減少してゆけばいい、と思う。すべての病気が絶滅危惧種になること、これって果たして本当に望まれることなのかな……? その代わりにいわゆる現代病が蔓延しても、それはそれで困りますけれどね。
 みくらさんさんか、ダラダラ語る、の回でした。お粗末。◆

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