第1747日目 〈シラ書第27章3/3&第28章:〈憤り〉、〈口論〉&〈舌禍〉with要求に応えるリュックを探して〉 [シラ書〔集会の書〕]

 シラ書第27章3/3と第28章です。

 シラ27:30-28:7〈憤り〉
 義人にとって怒りと憤りは忌まわしい。罪人には怒りと憤りが付きまとう。
 誰かに復讐を企てる者は返り討ちに遭う。主の復讐を蒙るからだ。主はその罪を忘れない。
 あなたは隣人から受けた不正を赦さなくてはならない。あらかじめそうしておけば、主に願い出たときあなた自身が許されるから。
 互いに腹に一物抱える者が、どうして主の癒やしを期待できるだろう。隣人に憐れみをかけられぬ者が、どうして自分の罪の赦しを願い出られるだろう。
 「自分の最期に心を致し、敵意を捨てよ。/滅びゆく定めと死とを思い、掟を守れ。」(シラ28:6)
 掟を忘れず守るようにせよ。隣人に怒りを抱かず、他人の欠点に寛容であれ。

 シラ28:8-12〈口論〉
 あなたは口論の輪に加わらないようにせよ。それだけ罪を犯す機会が減るからだ。
 罪深い者は友情にひびを入れ、和やかに暮らす人々に不和をもたらす。
 口論に怒りの感情は付きものだ。力ある者の怒りは凄まじく、富める者の怒りは激しい。軽率な争いは口論の火をあおり、軽はずみな口論は流血を伴う惨事につながる。
 口論をあおるのはあなたの口、口論を鎮めるのもあなたの口である。

 シラ28:13-26〈舌禍〉
 「うわさして回る者や二枚舌の者は、呪われよ。/平穏に暮らしている多くの人々を破滅させたからだ。」(シラ28:13)
 陰口は数多の人の心を乱し、かれらを国から国へ追い立てた。堅固な町を破壊し、権力者の家を破滅させた。陰口は仲睦まじき夫婦の間に漣を立て、不信の種を蒔いた。貞淑な妻を離縁に追いこみ、これまで彼女が労苦して得たものを根こそぎ奪い取った。
 陰口を気にし始めると、心穏やかに生活することはかなわなくなる。陰口が気になる生活と平穏な生活は相容れぬと知れ。
 他者の舌禍の被害にかかわることのなかった人は幸いだ。舌禍は人から平穏な暮らしと、やすらかな心を奪ってしまうからだ。
 舌がもたらす死は残酷で、陰府を彷徨う方がずっとマシである。
 とはいえ、──舌の禍いは主を信仰する人を陥れたりはできない。かれらを傷附けることも、滅ぼすこともできない。その反対に、主を捨てる者は舌の災いを存分に蒙ることになる。
 「さあ、お前たちの畑には茨で囲いを巡らせ。/お前の口には戸を立てて、かんぬきを掛けよ。/お前の金銀はしまって錠を下ろせ。/お前の言葉は秤に掛けて、慎重に用いよ。/口を滑らせないように注意せよ。/待ち構えている者の餌食になるな。」(シラ28:24aー26)

 お気附きだろうか。憤りと口論と舌禍、この3つはかんたんに人を葬ることができることを。ここに噂を加えてもいいだろう。
 人の口は恐ろしい。本人の与り知らぬところで人の口が罠を仕掛け、真綿でくるむようにじわじわとかれを追いつめる。それと知ったとき、かれの前には墓穴(はかあな)しかない。口によって人を陥れる者の本懐とするところだ。
 奸智に長けた者の口によって、いちど掻き立てられたかれへの疑いはけっして晴れない。真実がどこにあろうとも、連衆の囃し立てたことが<正>なのだ。これが、舌禍。
 連衆の口にする狂言綺語の類に感じて、己の立場や思うところを説こうと思うな。慎むべきことだ。憤りとその後に起こる口論こそ、連衆の望むところだからだ。奴らはあなたを見て嘲笑する。真実は奴らに届かない。奴らは真実を求めたりしない。
 ──人の口がもたらす災いと罠。これ程恐ろしいものはない、と、わたくしは知ってる。昨年の真冬に経験した。いまのわたくしがあるのは、そうしてこのような文章を書けているのは、そのときの理不尽な経験のお陰だ。サンキー・サイ。



 そろそろ本気で考えなくてはならない。いつまでも先送りにしていてはダメだ。生活にかかわることでもある。だからこそ本気で考え、じっくり検討して、勇断を下さねばならないのだ。
 ──そろそろ新しいリュックの購入を、真剣に考えようと思う。手帳2冊(原稿執筆用のモレスキンを含む)と函入り聖書、読んでいる単行本、筆箱、バッテリとアダプタ、折り畳み傘と予備の眼鏡、財布、入館証、そうしてMacBookAir。これらがちゃんと、整然と収められるリュックが欲しい。
 MBAとその他の荷物は別の部屋に入れたい。そうしないと、リュックの形が崩れて、椅子に立てかけても倒れてしまうのですよね。この中でいちばん重量のあるのは、本である。聖書と単行本、これだけでバッテリ2,3個分の重さになるだろう。これらを収めてなお余裕あるリュックが欲しい。
 リュックに求めるもう一つの、或る意味で最重要な条件は、会社のロッカーにしまえること! お弁当用のバッグも一緒に収めておかねばならぬから、サイズはとっても重要である。サイズと容量と価格。この3つの要素が、極めて大事だ。しかしこの3者がうまく混合したリュックは、さまざまな店舗を回っても、ネットで徘徊してみても、なかなか見附からない。帯に短し襷に長し。
 新しいリュックを探し求めることを、諦めてはいけない。切実な贅沢だからだ。これ程買い物欲を駆りたてられたことなんて、iMacを購入して以来ですよ。……この世のどこかにわたくしの求めるリュックは存在するのだろうか?◆

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