第2357日目 〈ヨハネの黙示録第10章:〈天使が小さな巻物を渡す〉withジャズ……聴きたい時が聴き時。〉 [ヨハネの黙示録]

 ヨハネの黙示録第10章です。

 黙10:1-11〈天使が小さな巻物を渡す〉
 わたしは視た、天からもう1人、力強い天使が雲を纏って降りて来るのを。右足で海を、左足で地を踏みしめた天使、その手には封の開かれた小さな巻物。獅子の咆吼を思わせる大きな声で叫ぶと、呼応したかのように7つの雷がそれぞれの言葉で語った。わたしはそれを書き留めようとしたけれど、天からの声がそれを制止した。
 が、しかし──わたしは視た、そのとき、海と地を踏みしめて立つ天使が右手を高く掲げ、世々限りなく生きる方にかけて誓うのを。地と空と海を創造し、そこに暮らす生きとし生けるものを創造した方にかけて、かの天使は誓った、──
 「もはや時がない。第七の天使がラッパを吹くとき、神の秘められた計画が成就する。それは、神が御自分の僕である預言者たちに良い知らせとして告げられたとおりである。」(黙10:6-7)
 再び天からの声が聞こえた。それはわたしにこういった。天使から巻物を受け取れ、と。わたしは、どうかその巻物を自分に下さい、とお願いしてそれを受け取った。すると三度、天からの声が聞こえた。その巻物を食べよ、あなたの腹には苦いが口には密のように甘い、と。わたしはそうした。天からの声がいったように、口には甘かったが腹には(確かに)苦かった。
 すると、わたしにこう語りかける声があった。あなたは多くの国の民、民族、言語を異にする民、また王たちに関して再び預言しなくてはならない。声はわたしにそういった。

 黙10:3「七つの雷」はなにを意味するのだろう。例によって譬喩であったり、象徴であったりするのか。或いは、そんなものとは無縁で、意味あるものの描写がここまで続いた流れで「七つ」てふ数詞を付しただけなのかも。
 果たして真相は奈辺にあるか。わたくしには不明である。どなたか、ご教示を乞う。
 巻物を食べよ、というのは、食べることによってその内容──神の秘められた計画をわが身を以て知れ、という命令。「わたし」にとって、それは使命。口には甘く、腹には苦い、というのはキリスト者にとって預言は甘美なものだが、そうでない者には裁きを伴う苦々しいものでしかないことを意味しております。

 本日の旧約聖書は黙10:5-6とダニ12:7。



 TSUTAYAの返却日に間に合わず、延滞料金がずいぶんな額になるなぁ……とうなだれていたけれど、電話したら明日の営業時間までにポストへ返却すれば延滞料金は発生しないとのこと。まずはほっと一息、安堵の溜め息。延滞未経験ゆえ不安でならず、どうなることかと思うたけれど、どうにかなったことに感謝します。そうか、TSUTAYAの返却日/時間とはそのように設定されていたのですね。
 今回は無性にジャズが聴きたくなり、じゃぁ買いこんでくれば良いじゃん、なる散財を推奨する悪魔の囁きになんとか屈することなく、普段利用するTSUTAYAにてCD10枚1,000円のキャンペーンを利用して、名盤とされるものばかりを借りてきました。
 ジャズを聴き始めてから20年近くになるけれど、系統立てて聴いたことは一度もない。常に手当たり次第、目に付き次第。ジャケットやら誰彼のエッセイや小説に触れて、聴いてみようかな、と思うが精々。名盤中の名盤と呼ばれるものが昔から何度となく再発されてきていて、それが非常に安価で入手可能な時代にあってなお、わたくしはこれまで腰を据えてジャズを聴こうという気になったことはなかった。今後はそれを改善してゆく──わたくしの音楽面に於けるいまのところ唯一の楽しみである。
 レンタルと購入を組み合わせてゆくことになるわけだが、このたび延滞の不安など抱きもしなかった1週間前、盟友たる同僚と此度の人事異動について途切れる会話を酒飲みながら交わして別れた帰り、TSUTAYAに寄るため途中下車して、流れる汗を拭き拭き棚からカゴへ移してセルフレジへ持っていったジャズ・アルバムは、──
 マイルズ・デイヴィスを2枚、ビル・エヴァンスを2枚、ゲッツ&ジルベルトを1枚、セロニアス・モンクを3枚、アート・ペッパーを1枚、という布陣。タイトルは伏せるけれど、どれもこれも名盤、定盤として歴史へ刻まれたアルバムである。読む人によっては今更感もある内容だけれど、聴きたいと思うたときがその人にとって最良のタイミング。名声に惑わされて知らぬうちから手を出すと却って訳がわからず、ジャンルから遠ざかるきっかけになりかねないのだから、然様、「聴きたい時が聴き時」なのだ。
 iTunesに取りこんだこれらのアルバムに、これからじっくり耳を傾けてゆきます。
 ──レンタル枚数とアーティストのアルバム合計数が合わない? ん〜、気のせいではないでしょうか。けっして『ラブライブ!』のベスト・アルバムを借りたわけでは、な、ないんだからね! ど、動揺させないでよ! ぷん。◆

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