第2744日目 〈季節の変わり目、逝きし人の想い出を胸に甦らせる。〉 [日々の思い・独り言]

 台風一過の今日(昨日ですか)、夜が明けてずっとバタバタしていた。やっと一息ついてお昼ご飯にしようとしたら、親戚縁者からの電話が続き、そのうちの1本は叔母の逝去を知らせるものだった。
 季節の変わり目には人が死ぬことが多い。馴染みの坊主から聞かされた話である。実際この時期坊主のスケジュールは空白の日がすくない。叔父も、従兄弟も、そうだった。あの人たちはみな、季節の変わり目、知らず逝ってしまった。これからわたくしはあとどれだけの、親しい人を見送ればいいのだろう。
 逝った人たちの顔、想い出を胸のなかによみがえらせながら、呆けたように本を読み、ぼんやりと聖書を開く。「愛する者も友も/あなたはわたしから遠ざけてしまわれました。/今、わたしに親しいのは暗闇だけです。」(詩88:19)◆

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