第2954日目 〈毎日ブログを更新するのに必要なこと。〉 [日々の思い・独り言]

 チャンドラーのように書くことが思い浮かぶまで、ひたすら机に向かってじっと待つ。時間制限がないならば、それも良かろう。
 が、いまを生きる人間に、それはなかなか難しい。なんというてもいまは2回目の緊急事態宣言の只中である。飲食店は20時閉店、会社からの移動時間約5分の場所にあるこのスタバも例外ではない。仕事帰りに寄って本を読み、ブログの原稿を書く、という過去の行動は、政府・自治体からの要請に基づく時短営業により、制限されている。極めて限られたなかでブログの原稿を書きあげるのは、至難の業だ。クオリティと云う程のものが本ブログにあるのか、我ながら疑問だけれど、それを或る程度まで維持しながら1本の原稿を仕上げるのは、うぅん、自分にはなにかが足りませんよ。
 以前、わたくしは毎日ブログを更新する要諦として、よく読みよく書くこと、どんなに書かれたものが内容カスカスであっても毎日更新すること、(まわりを)よく観てよく調べること、怠惰な生活と無縁で在り続けること=読み続けるための/考え続けるための/書き続けるための体力と筋力そうして精神力を鍛え続けること、と発言した記憶がある。何日目で? 忘れた、探してください。偉そうであるな。うん。
 とはいえ、結局はここに帰り着くのではないだろうか? 書き続ける、というのはそんな地味すぎる作業の繰り返しだ。余人には思い及ばぬ努力が書き続ける人にあるとすれば、それは肉体と精神を健やかに保つことではないか。こんな風にまで考えるようになったのは、おそらくジムに通い始めたことと無縁ではない。<書くことに必要なのはなによりも体力、最終的に頼りとするのは己の体力>と知った風にいってきた言葉の真意が、いまなら実感できる。
 どうやら12月から始まったジム通いは、自分の生業にまで影響を及ぼして、頗る良い結果をもたらしつつあるようだ。◆

共通テーマ:日記・雑感