第3059日目 〈ラノベをまとめて読むタイミングは今しかないかも。〉 [日々の思い・独り言]

 時間に余裕ができた。為すべきを為し終え、優先順位の低い事柄まで片附けてしまうと、もうすることが(当面は)なくなった。結婚にまつわる一連のイヴェントも一通り終わったような感がある。友人知人、役所や銀行、法曹を始め縁と益ある方々、等々への挨拶は一渡り終えたように思う。為、時間に余裕ができた、と感じている。会社のことはやらなくてはならないけれど、しばらくはゆっくり、家族水入らずで過ごせそう。
 即ちそれは、自分自身に附いても自由に裁量できる時間が(すこしだけ)増えることを意味しよう。家内の作業全般に勤しみ、本を読んで原稿を書く──これまでとあまり変わらないが、それに費やす時間は格段に増えた。
 この際だから、とただいま絶讃片附け中の書架の整理で棚からあぶれた本の選り分けはそっちのけにして、発掘(?)したライトノベルをまとめて読んでしまおうかな、と考えている。バラバラに置いてはあるけれど、刊行中完結問わず本日時点でのシリーズ全巻を重複なしで買っていたことに自画自賛したい。
 きっかけは昨晩、CSのアニメ専門チャンネルにて放送の度に見逃した作品が劇場版含めて全話放送開始される告知を、当該チャンネルの公式サイトにて知ったからだ。作品名は、伏せる。
 たしかこれの原作、発売されるたびに買って読んでいたよなぁ、と空間が目立ち始めた棚を瞥見したら、有川浩の後ろに全冊並んでおった。劇場来場者特典の限定小冊子も込みで。おお、なんたる幸運。興奮を覚えつつ、思わず口のなかでそう叫びましたね。で、これが何年かぶりで読み返してみると、これがやっぱり面白い。作者の才能や作品の人気ぶりに嫉妬を覚える一方で、純粋に一読者として物語世界に没入したことを思い出し、いまも当時と然程変わらぬ気持ちで読み耽っているのに気附いたときには、ああ俺ぜんぜん進歩してねぇなぁ、と苦笑してしまったりね。
 よし、これ、今度読もう、と全10何巻かを摑んでベッドの宮台に積んだら睨まれたので、そのまま部屋に戻って書架を、ひょい、と見やれば、なんだ、ここはラノベ・コーナーだったのか、と呟いてしまう程、件の文庫が並んでいたそばにはこれまで買って処分しないでいたラノベ(の一部)が並んでおった。
 「この際だから」読もうと決めて書架から出してきた作品のタイトル数は、けっきょく12を数えた。どこまで消化できるかわからんけれど(唐突に新婚旅行へ出る可能性あるため)、渡部氏の日本史の本と菅首相の本を読む傍らの息抜きに/気分転換に、ワクワクドキドキしながら物語の世界を訪ねるとしましょう。◆

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。