第3072日目 〈前代未聞の事件が勃発しました。〉 [日々の思い・独り言]

 えー、どれだけ待っても第2回目が出てこない〈名刺代わりの小説〉でございますが、本日ようやっとお披露目できる状態の原稿を書きあげました。ならばそれを出すべきで、こんな埋め草的な文章を出してくる必要なんてないだろう、っていう読者諸兄のお声はご尤もでございます。でもこれには深い、千尋の谷よりも深い事情があるわけでして。
 まぁ、こんなわけでござんすよ……。
 バッテリー切れした第1回目の翌日、気分を変えて自宅近くの豚骨ラーメン屋で味玉・チャーシューをトッピングした野菜ラーメン大盛りをペロリと食べ尽くしたあと、ドトールにふらふら吸いこまれて隅っこの席でMBAを広げて第2回目を書いていたら、思わず筆が走ってしまいました。第1回目は1作平均620字だったのに、第2回目は調子こいた結果、平均字数が1605字と相成った。倍以上に膨らんでしまったのです。うん、日を跨いだ結果ですな。
 日を跨いだことが要因のどれだけを占めるか、実際のところは不明である。が、第1回目はまだ抑制の効いている部分のあったのが、翌日に後半を書いたことで微妙に意識に変化が生じたのでしょうな。この作品について思うこと、思い出したことを、読んだ頃の状況など全部込み込みで片っ端から書いてやるぜ、と鼻息荒くして書いた結果なのでしょうねぇ。ワハハ(←もはや殆ど他人事)。
 あだしごとはさておき、この著しいアンバランスをどうするか。このまま放置する? バカなことを言っちゃあいけない。第1回目を増補することしか考えていないのだから。つくづくわたくしは文章に関していえばダイエットのできない(する気のない)性分のようだ。ざっと試算してみたところ、ドイルを別にすれば他は2倍から3倍の分量を水増しすれば良さそうだ(あ、水増しっていっちゃった)。
 おいおい作業をしてゆくことになるが、必然的に新しい問題が1つ、発生する。これを一度に(1日分として)発表するか否か、だ。しかしこの件についても既に解決策はできている。向こう10日間、〈名刺代わりの小説〉という総題の下、10作の小説にまつわる文章を1日1編のペースでお披露目してゆく(但し、いつからかスタートするかは未定)。
 <瓢箪から駒>的な結果となったが、あくまで不測の事態を収拾するための策である(ほくそ笑んだり、ニタァって笑ったりなんてしていません)。その辺は読者諸兄の千尋の谷よりも深く、赤道直下の大地よりもあたたかい御心に甘えて、そっと見守ってほしい……とお願い申しあげて、幕。◆

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