第2732日目 〈書架の整理、第二幕のおわり。……いちおうね〉 [日々の思い・独り言]

 もう、へとへと、であります。椅子に坐りこんで長い溜め息を吐き、パソコンの電源を入れるのも億劫に感じるぐらいに、へとへと。でも、昨日まで程ではない。体が馴れたのか、それとも、じつはさして体力を使わずに済んでいたのか。
 とりあえず、書架の2列目は概ね整理が終わりました。収まりきらなかった本が何冊かあり、処分に困る雑誌が10数冊あるけれど、ひとまず終了と見切りを付ける。渡部昇一やヒルティもいっている(順序は逆か)、仕事をする上で見切ることも大切だ、と。わたくしはそれを忠実に実行したに過ぎない。現状に於いてできる限りの力を尽くしたのだ。呵々。
 桐の抽斗を取り除かぬことには2列目の整理が完結することはない旨、昨日あたりにお話ししたかと思いますが、それができぬ以上、明日からは書架の反対側に置いた書棚の前を塞ぐ本の山、そうしてダンボール箱の山を相手に奮闘する所存。
 とはいえ、山を崩したり本を検めたところで、しまうべき場所はないのです。できることは、処分する本を烈しく吟味し、情け無用で古本屋行きのダンボール箱へ放りこむことだけ。迷ったら捨てろ。ときめきを感じても一時の感情に流されることなく、容赦なく捨てろ。
 積まれたダンボール箱の中身は殆ど、国内外のミステリ(のはず)。これらも片っ端から処分します。現役作家で架蔵分をすべて残しておきたいのは、綾辻行人と竹本健治、東野圭吾ぐらい。物故作家では松本清張と高木彬光、栗本薫ですね。もっとも、高木と栗本は既に過去、大規模な処分を実行してその末に残った作品だから、これ以上は減らせないのが実際なのですが。
 話が今日も横道に逸れた。本道へ戻します。
 書棚の前の整理が終わったら、その上に載せてある棚をおろして窓際へ移動させ、……そうね、スティーヴン・キングの本を並べたいな。李を神に祀りあげるかの如く、慎重に、……。まぁ、それはともかく。
 まだまだ狂騒の日は続く。カーニヴァルだ。疲弊するばかりの祭りだけれど、疲れ、悩み、楽しみながら、日を過ごそう。「パリは移動祝祭日だ」──「横浜もそうだ」◆

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