第2736日目 〈書棚の整理、第一幕;幻想文学に別れを告げた──。〉 [日々の思い・独り言]

 どうもどうも。片附けに熱中していて、ふと壁時計を見あげたら疾うに午前2時を回っていたので、いいやこのまま片附けを進めよう、と諦めをつけたみくらさんさんかであります。
 いや、本当にそちらへばかり気持ちが向いていたのですよ。2列書架の反対側に本棚が2竿置いてあるのですが、そのうちの1竿に取り掛かる前段階として、積みあげてあるダンボール箱の山を検める必要があった。そのために時間を喰ってしまったのでした。
 予定より大幅に作業時間が必要となったため、TOKYO MXにて今日から再放送が始まる『ハイスクール・フリート』も『ラブライブ!』(無印)もリアルタイム視聴ができなかった……残念! でもないのだ、あらかじめこうなることを予想して、予約録画しておいたからね。この原稿が書き終わったら、ビール片手に観るのだ。
 アニメといえば、ファミリー劇場では本日から「『宇宙戦艦ヤマト』プロジェクト」と称して、旧TVシリーズ第1作第1話からほぼ全作を銀河初オンエア。慶事である。これを祭りといわずになんという?
 が、不満が2つ。1つは劇場版第1作に対して。ラストはおそらくスターシャが生きているヴァージョンだろう。どうせなら死亡ヴァージョンも放送してくれればいいのに。あともう1つは、なんでキムタク版ヤマトも放送しないのか。ちなみに他のチャンネルでもこれの放送予定はない(現時点では)。嗚呼!
 えーと、なんの話だっけ? そうそう、ダンボール箱を1個1個開けてなにが入っているのか確認した上で、今回は専らミステリと幻想文学の棲み分けと処分本の選別、それと並行して棚の本を入れ替えたのだ。体力の消耗と集中力の途切れを感じながらも、どうにか2019年10月06日(日)午前2時30分過ぎ、ひとまず終わらせて一服した後これを書き始めた次第であります。
 いやぁ、今日も処分する本が出た、出た。ミステリはともかく幻想文学については、よくあれだけの冊数を古書店行きのダンボール箱に入れられたものだ。感心している。淋しさが強いけれど、見栄を張って「関心」と書いておく。
 このジャンルの本には一際烈しい執着を抱いているわたくし。火事を乗り越えて自分のそばに在り続け、時に心の拠り所となり、時に慰めと回復の役目を果たしてくれたからだ。今日まで1点たりとも散逸させることなく書棚に在ったそれらのうち、2割程度でしかないが、わたくしは別れを告げた。きっと時間が経ったら、そこに本がないことに悲しみを覚えることだろう。しかし、こうするより他ないのだ。死蔵とはいわぬ。が、わたくしがそれを読むことはゆめあるまい。それは確信にも等しい。古すぎる本ばかりなので買値も付かず、その他たくさんの廃棄本といっしょに紙屑業者の2トントラックに投げこまれ、リサイクル場へ運ばれるのだろう。断腸の思いで別れを告げた愛した本たちの末路は、悲しい結末を迎えるものなのか。
 悲しみは胸にしまい、明日を迎えよう。そうして手を休めることなく、片附けと掃除を続けよう。体調を診ながら休むべきときは休んで、無理せずゆっくり、確実に。……でも、年末には終わらせないといけない。来年の予定が狂ってしまう。
 さて──擱筆。◆

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