第0118日目 〈民数記第36章:〈相続人が女性である場合の規定〉〉 [民数記]

 本日は民数記第36章。つまり、民数記の最終章であります。

 36:1-13〈相続人が女性である場合の規定〉
 ヨセフの子孫にしてギレアドの子孫の家長がある日、モーセの指導者たちの前に来てこういった。
 ━━自分たちには娘しかおらず嗣業の土地も娘らのものとなる。しかし、彼女たちが他の部族の男と結婚したら、土地は他部族のものとなり、ヨベルの年が訪れたら永劫に彼らの土地となってしまう。どうしたらよいか?
 モーセは答えていった。
 ━━もっともである。では、こうしよう。娘が誰と結婚しようと自由である。が、同じ部族の男との婚姻のみが許される。娘が受け継いだ土地は、代々に渡ってその部族の嗣業の土地でもある。宜しいか?
 斯くして女性が継いだ嗣業の土地にまつわる問題は解決した。


 娘の末の心配をしている、というよりも、彼女らの継いだ土地が奪われる不安を露骨に表しております。読めば読むほどやりきれない話。聖書を読んでいてこんな気持ちになったのは、久しぶりである。

 ……にしても、と、この章を読んでいて思った。
 部族の別を越えた男女のロマンスってなかったんですかね~。もしあったら、沙翁のロミ・ジュリの原型ここにあり、じゃん。


 『CSI:科学捜査班』DVDマガジン創刊の由。ラァリホー~!!
 こほん、佳境かどうかはわかりませんが、試験がんばってくださいね。◆

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第0117日目 〈民数記第35章:〈レビ人の町〉&〈逃れの町〉〉 [民数記]

 民数記第35章であります。

 35:1-8〈レビ人の町〉
 レビ人は、各部族に分配された嗣業の土地の一部を受け取り、自分たちの町と家畜の放牧地とすることができる。
 また、6つの逃れの町を含む48の町を、レビ人へ与えなくてはならない。
 主は、モーセを通してイスラエルの民にそういった。

 35:9-34〈逃れの町〉
 ・逃れの町はヨルダン川東岸域に3つ、カナンの土地のなかに3つ建設する。
 ・偶然による殺人を犯した者が安心して身を寄せられる場所が<逃れの町>であり、逃げこんだ者へ油を注いだ大祭司が故人となるまで、そこで暮らすことができる。但し、大祭司存命中に町の外へ出た場合、遺族(血の復讐者)によって命を落としても仕方がない。逃れの町の外では遺族の復讐が認められているからである。
 ・逃れの町へ逃げこんだ者は、後日、イスラエルの共同体による裁判を受けて、殺人の意図がなかったことを(複数の証言に基づいて)立証されなくてはならない。
 ・逃れの町へ逃げこめるのは、偶然による殺人を犯した者のみである。故意に人を殺めた者は除外される。彼らは処刑される。

 とどのつまり、逃れの町とはなにか?
 一種の安息所、駈け込み寺、と考えるとよいかも。むろん、対象者は限定されますが。



 ヒラリーの初外遊先は日本だって。同盟国内の不満を感じて、あわてたんだろうね。他の国際協力はともかく、お金は出してくれる国だからな。◆

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第0116日目 〈民数記第34章:〈イスラエルの嗣業の土地〉他&「Couple Days Off」〉 [民数記]

 民数記第34章です。

 民34:1-15〈イスラエルの嗣業の土地〉
 カナンの土地の境界を示した節である。
 大雑把にいえば、地中海(大海)と死海(塩の海)の間に横たわる南北に細長く伸びるのが、〈イスラエルの嗣業の土地〉にして“乳と密の流れる地”カナンである。
 この地を、既に嗣業の土地を得ているルベン族とガド族、マナセの半部族を除く部族で分配する、とモーセはいった。

 民34:16-29〈土地分配のために選ばれた人々〉
 祭司エルアザルとヨシュアを監督とし、各部族の代表者がくじ引きによって嗣業の土地を得る。



 誰か、俺に24hのオフをくれ……!◆

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第0115日目 〈民数記第33章:〈エジプトを出てからの旅程〉&〈ヨルダン川を渡るにあたっての命令〉withヴェトナムから帰国したあとで思うこと。〉 [民数記]

 民数記第33章です。
 これまで「出エジプト記」、「レビ記」、「民数記」と読み進めてきました。この章では上記三書のなかでイスラエルの民がどのような行程を歩んできたか、が淡々と記されております。
 読書に使っている新共同訳なら巻末地図でおおよそのコースはわかるのですが、ここまで細述されているとお手上げです。幸い、聖書地図の類が出版されていますから、図書館を利用するなり本屋で立ち読みするなりしてもいいのかな、と思う次第であります。

 民33:1-49〈エジプトを出てからの旅程〉
 彼らの移動過程を、ポイントだけ挙げて記すとこうなる。
 ラメセス(エジプト出立)-ピ・ハヒロト-葦の海を渡る-マナ-シンの荒れ野-シナイの荒れ野(シナイ山。十戒、献げ物、細則の規定など)-ハツェロト-ツィンの荒れ野/カデシュ-ホル山(アロン死亡)-イイエ・アバリム[モアブ国境]-アバリム山-ヨルダン川流域エリコ近郊のモアブ平原(ミディアン侵攻)
 以上。

 民33:50-56〈ヨルダン川を渡るにあたっての命令〉
 ヨルダン川を渡ってカナンへ進出、入植する際の命令である。
 主はモーセにいった。
 入植前にカナンの民をその土地から一人残さず放逐せよ、と。一人でも残せば、民は彼らによって討たれるだろうから。
 得た土地は、氏族ごとにくじ引きで分配せよ。氏族の人数の多少と嗣業の土地の広さは比例する。


 事実上、民数記全体を結ぶ章と考えて差し支えないでしょう。続く第34-36章はエピローグと位置づけるのが無難かと思います。



 ヴェトナムでいろいろ考えた。想いもした。
 北欧の係留とは久遠に縁切れ(昨夏)し、小説の執筆も順調だ。
 幸い定収入を得られる仕事も決まった。
 あとは、んんー、おぐゆーさんのことだけが、いまでも心の奥底に、澱のように溜まっている。これって蒸留される想いなのかな。……。

 なんてことを、ストリート・チルドレンの姿が減ったサイゴンの街角で、考えた。もちろん、帰ってきてからもね。◆

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第0114日目 〈民数記第32章:〈ルベン族とガド族の土地〉〉 [民数記]

 民数記第32章です。
 ミディアン侵攻、カナン侵攻を進めるイスラエルの共同体のなかで、実はこんなことが起こっていました、という章です。

 民32:1-42〈ルベン族とガド族の土地〉
 侵攻するイスラエル軍のうち、ガド族とルベン族は、他の部族のようにヨルダン川の向こうに嗣業の土地を持つ気はなかった。なぜなら、いま自分たちのいる土地が、家畜を育てるのに適した土地だったからである。
 彼らの願いを耳にしたモーセは怒るが、ガド族とルベン族の忠義に折れて、侵攻後はこの日へ戻ることを許した。斯くして彼らには、ヨルダン川流域にあったシホン王とオグ王の旧領とその周辺の土地が与えられた。
 やがてカナン侵攻があった。勇猛に活躍したガド族とルベン族はその後、件の土地へ帰って妻子を養い守り、家畜を育てた。

 ガド族とルベン族の人々を説得する際、モーセは「あなたたちの先祖が主の与える土地へ入るのを拒んで、荒れ野を40年さまようことになった」(民32:8-13)といった。
 これは民数記第14章第29-33節での一件を踏まえた言葉です。
 (参照:第0097日目)



 そういえば、サイゴン(現:ホーチミン)で観たオバマ米大統領の就任式の映像に、意外にヴェトナム人はクールな反応だったなぁ。……戦争終結時のあの有名な写真━━アメリカ大使館の屋上から、最後のヘリコプターが飛び立たんとしているあの写真━━が、なぜかオーヴァーラップして仕方なかった。確かにね、あの国に行ってみると、アメリカが勝てなかった理由がわかるよ。◆

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第0113日目 〈民数記第31章:〈ミディアンに対する復讐〉他〉 [民数記]

 気を取り直して、民数記第31章に入りましょう。
 民25:17で主がいったように、ミディアンの地は侵略され、その民は殲滅(せんめつ)されます。

 民31:1-24〈ミディアンに対する復讐〉
 モーセは主の命じるところに従って各部族から1,000人ずつの武装兵を送り出し、出陣のラッパと共にミディアン侵攻を開始した。
 イスラエル軍はミディアンの五人の王を惨殺し、モアブの呪術師バラムをも殺めた。彼の地の男子は皆殺しにされ、主の軍は女子供を捕らえ金銀財宝を奪って、ヨルダン川流域エリコのモアブ平原に陣を張っていたモーセ以下の同胞の許へ帰還した。
 が、モーセは激怒した。今回の侵攻の原因を作った女たちをなぜ生かして連れてきたのだ、と。そこで生娘と女児を除く捕虜はすべて殺された。強奪品は清められた後に部族や帰還兵に分配された(民31:25-47〈分捕り品の分配〉)。

 民31:48-54〈指揮官たちの献げ物〉
 侵攻軍に参加した兵は、一人も欠けることなく帰還した。そのことを感謝するために千人隊長と百人隊長が、奪った金細工の品を主にささげて贖いの儀式をしたい、と申し出る。
 モーセと祭司エルアザルはそれを承けて、臨在の幕屋にそれをささげて記念とした。


 揺るぎなき主の怒りと盲目的に追随する民。
 ……この構図に、テロリズムに通じるなにかを感じるのは、わたくしだけでしょうか?
 侵略者やテロリストの側にも信じる<正義>があるんだよな。
 もっともそれは許されざることでもあるわけで、容認するつもりではないのですが、そう思う。



 ヴェトナムから帰国したのに、なんで何事もなかったかのように、普通に更新されるんだろうな、このブログ。或る意味、それがいちばんフシギ。◆

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第0111日目 〈民数記第28-30章:〈献げ物の規定〉&〈誓願の規定〉〉 [民数記]

 民数記第28章です……と、本来ならいうところですが、ちょっと一言。
 第28-30章は〈献げ物の規定〉と〈誓願の規定〉についての章です。
 つまり、レビ記で散々語られ嫌気がさし、民数記でも折りに触れられた内容です。
 考えに考え、過去の当該章を読んでもらえればいい、と判断し、民数記第28-30章の具体的なノートは省きます。
 参考までに各章の小見出しは、新共同訳に従えば以下の通りであります。

 民28:1-3  献げ物の規定
 民28:3-8  日ごとの規定
 民28:9-10  安息日の献げ物
 民28:11-15 一日の献げ物
 民28:16-25 除酵祭の献げ物
 民28:26-31 七週祭の献げ物

 民29:1-6  第七の月の一日の献げ物
 民29:7-11  第七の月の十日の献げ物
 民29:12-39 第七の月の十五日の献げ物

 民30:1(2)-17 誓願の規定
以上であります。

 これだけは是が非でもご理解いただきたいのですが、━━手ヌキじゃないんだっ!!



 共通点は最初からあるものではなく、お互いに時間をかけて作ってゆくものではないか、と思います。
 これって現代の(なにからなにまでセッティングされた時代に生きる)若い人には通じない旧時代の考え方?◆

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第0110日目 〈民数記第27章:〈ツェロフハドの娘たちの申し出〉&〈モーセの後継者ヨセフの任命〉〉 [民数記]

 民数記第27章へ入ります。

 27:1-11〈ツェロフハドの娘たちの申し出〉
 ヨセフの子孫、マナセの子孫のうちの氏族の者に、ツェロフハドという男がいた。彼は自らの罪のために荒れ野で死に、息子を残さず娘のみがいた。
 その娘たちがある日、モーセのところへやって来て、いった。男の子がいないというだけで氏族のなかから名前が削られ、嗣業の土地が与えられないのはおかしいではないか(私たちにも土地を分配してほしい)、と。
 モーセはこの訴えを主に伝える。主はそれを是として、土地を娘たちに与えるよう指示した。このとき主は、土地の継承順位についても規定し、イスラエルの人々へ告示せよ、といった(民:27:8-11)。

 27:12-23〈モーセの後継者ヨセフの任命〉
 民20:1-13〈メリバの水〉の一件で主は深く怒っている。モーセと民の背きを許さず、近々モーセもかつてアロンがそうであったように先祖の列に加えられるだろう、と宣告した。
 モーセは自分に代わって民を率いる者を選んでほしい、と懇願する。それ故に主はモーセの後任として、ヌン族の子ヨシュアを選び、共同体の前で任職せよ、といった。
「あなたの権威をかれに分け与え、イスラエルの人々の共同体全体を彼に従わせなさい。」(民27:20)
「ヨシュアとイスラエルのすべての人々、つまり共同体全体は、エルアザルの命令に従って出陣し、また引き揚げなければならない。」(民27:21)


 これまで大した役割もなく名前だけが散見されてきたヨシュア、彼がなぜ斯様に扱われてきたかが判明する章、といえましょうか。
 モーセは死にます、やがて。そして再び共同体は試練に曝されるわけですが……これはそのときのお話と致しましょう。



 この章がブログにアップされる頃にヴェトナムから帰ってきているはずなのですが……どうなんでしょう? ひょっとして滞在伸びてる、俺?◆

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第0109日目 〈民数記第26章:〈第二の人口調査〉&短編のこと。〉 [民数記]

 民数記第26章です。

 25:19,26:1-65〈第二の人口調査〉
 モアブの事件を受けて、再び人口調査がやり直されます。

 ヨルダン川流域のモアブ平野で、二回目の人口調査が行われる。
 兵役に就ける20歳以上の男子は、……

 イスラエルの長子ルベンの子孫の氏族からは、43,720人、
 シメオンの子孫の氏族からは、22,200人、
 ガドの子孫の氏族からは、40,500人、
 ユダの子孫の氏族からは、76,500人(但しユダの息子エルとオナンはカナンにて既に死亡)、
 イサカルの子孫の氏族からは、64,300人、
 ゼブルンの子孫の氏族からは、60,500人、
 ヨセフの子孫のうち、マナセの子孫の氏族からは、52,700人、
 ヨセフの子孫のうち、エフライムの子孫の氏族からは、32,500人、
 ベニヤミンの子孫の氏族からは、45,700人、
 ダンの子孫の氏族からは、64,400人、
 アシェルの子孫の氏族からは、53,400人、
 ナフタリの子孫の氏族からは、45,400人、
━━以上、総計で601,730人である。
 彼らは人数の多い少ないに応じて土地を嗣業され、くじ引きで分配された。

 途中出てくるヨセフは、創世記にてエジプトに連行されてエジプト王に親近した人であります。



 よみがえりを扱った短編は、今月中に第二稿が完成予定。これから【推敲】という名の長い作業が始まる……。ザッパリ切り捨てるべき箇所が多すぎるよ。
 さて、……これを完成させたら、亡き婚約者の呪縛から逃れて、新たな第一歩を踏み出すことができる、と信じよう。おぐゆーさん? ふむぅ……。◆

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第0108日目 〈民数記第25章:〈ベオルにおけるイスラエル〉&1979-82年の邦楽を聴いて、思う。〉 [民数記]

 民数記第25章へ入ります。

 25:1-18〈ベオルにおけるイスラエル〉
 (創世記や出エジプト記で触れたように)主/神は自分以外の存在を崇めたりすることを許さない。
 第25章は、その意向に反した者たちへの怒りの章である。

 イスラエルの民はモアブの娘たちにかどわかされて、彼女たちの神(ペオルのバアル)を拝んだ。主は怒り、異神を拝んだ者に処刑勧告し、その通りにされる。
 とそのとき、共同体の前にミディアン人の女性を連れたイスラエル人男性が現れる。
 祭司アロンの孫でエルアザルの子ピネハスは<愛>によって、それを槍で撃ち殺した。主はそれを讃えて、ピネハスとその子孫に祝福を与えた。
 そして、主はいう━━ミディアンを撃て、と。
 ミディアン人は、「お前たちを巧みに惑わして襲い、ペオルの事件を引き起こし、またこの事件のために災害が襲った日に殺された彼らの同族の女、ミディアン人の指導者の娘コズビの事件を起こしたからである。」(民25:18)

 あー、要するにキレちゃったのね、主/神。
 で、間もなく始まるミディアン侵攻。
 ……戦と血を愛でる神の本領発揮、面目躍如たるお話が、やがて幕を開けます。



 長編執筆のために1979-82年の邦楽を聴いています。……息長く聴き継がれ、歌い継がれている歌が多いね、この時代は。少なくとも、音楽が使い捨ての時代ではなかった最後の時代、か。この時代のヒットチャートをリアル・タイムで経験できたのは僥倖かも。
 でもねぇ……傷ついた心にはグサグサ来る歌ばっかりなのは、単なる偶然かい、それとも、なにかの嫌がらせかのぉ?
 例えば? 寺尾聰の『ルビーの指輪』。
 街でベージュのコートを見かけると、って、最後に会った日のおぐゆーさんも、ベージュ(に似た色)のコートだったんですけれどぉ━━!?
 お、ちょうど一ヶ月前じゃん。……。(←この三点リーダーに込められた意味・気持ちを汲み取ってくれ!)◆

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第0107日目 〈民数記第24章:〈バラムの第三の託宣〉とTHE SORRY ON PARADE〉 [民数記]

 民数記第24章です。

 23:27-30,24:1-25〈バラムの第三の託宣〉
 バラク王、三度目の正直とばかり、バラムをベオルの頂に連れてゆく。
 これまで同様バラムは祭壇を築かせ、献げ物を用意させるが、もはや呪(まじな)いをかけることはなかった。
 「イスラエルを祝福することが主の良いとされることであると悟」(民24:1)ったからである。

 バラク王は極めて怒り、バラムをなじり帰郷を命じる。バラムは、最初から約束などしていない、と言い捨て、神からの言葉を最後の託宣として王へ授ける。
 「ひとつのしゃくがイスラエルから立ち上がり/モアブのこめかみを打ち砕き/シェトのすべての子らの頭の頂きを打ち砕く。/(中略)ヤコブから支配する者が出て/残った者を町から絶やす。」(民24:17,19)
 バラク支配するモアブだけでなく、周縁のアマレク、カイン人、キティムから寄せ来る者も、イスラエルによって<とこしえの滅び>に追いやられるだろう。

 そう伝えて、呪術師バラム故郷へ帰る。 

 主に祝福される民へは抗う術はなく、ゆえに彼らは最強の意志を持つ……のはずなのですが、実は次の章でとんでもない事件が勃発します。
 それは、まあ、明日のお楽しみ、ということで━━。



 本日の原稿作成中に聴いていたのは、THE SORRY ON PARADEの「カサンドラ」、「ボギー」、「播州の男」でした。
 ゆず以来いちばん夢中になれるインディーズ・バンドなり。彼らもメジャー・デヴューできるといいなぁ。
 ただいまライヴ会場限定(当面は)にて4枚目のミニ・アルバム、『キロメター』発売中!!◆

公式サイト→http://sound.jp/sop_/
別名義で書いたレヴュー→http://khipu.jp/php5/show.php/49196

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第0106日目 〈民数記第23章:〈バラムの託宣〉&〈バラムの第二の託宣〉〉 [民数記]

 民数記第23章です。

 22:41-23:12〈バラムの託宣〉
 バラムはバラク王に連れられてバモト・バアルに上り、七つの祭壇、七頭の雄牛と雄羊を用意した上で、主に会った。
 主はバラムを通して、侵攻してくるイスラエルの民を祝福した。
 「神が呪いをかけぬものに/どうしてわたしが呪いをかけられよう。」(民23:8)
 「わたしは正しい人が死ぬように死に/わたしの終わりは彼らと同じようでありたい。」(民23:10)

 23:13-26〈バラムの第二の託宣〉
 落胆した王だが、今度はピスガの頂にバラムを連れて行く。呪術師バラムは同じように七つの祭壇、七頭の雄牛と雄羊を用意した上で、主に会った。
 主はバラムに言葉を授け、再びイスラエルの民を祝福した。
 「誰もヤコブのうちに災いを認めず/イスラエルのうちに悩みを見る者はない。/彼らの神、主が共にいまし/彼らのうちに主をたたえる声が響く。」(民23:21)
 バラク王は、あくまで主がイスラエルを祝福するのを知って、自分たちは彼らに対してどうにも対処の術がないと、地団駄を踏む。
 バラムはそれを、「われ意に介さず」という風で聞き流す。

 23:27-30は明日第24章と共に触れたいと思います。

 結局のところ、バラク王とは旧約聖書で初めて登場する<ヘタレ>なんではないのか、と思うのは、不謹慎……ですかねぇ……やっぱり。どお?◆

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第0105日目 〈民数記第22章:〈バラクとバラム〉、〈バラムとろば〉&〈バラクとバラムの会見〉〉 [民数記]

 民数記第22章です。

 22:1-21〈バラクとバラム〉
 イスラエルの進軍を目の当たりにしたモアブの王、バラクは、呪術師バラムを招いて「牛が野の草をなめ尽くすように、我々の周りをすべてなめ尽く」(民22:4)さんとするモーセ率いる民の一掃を画策する。
 主の言葉に従いバラムは招聘を断るが、再びバラク王から使者が派遣されてくる。主の言葉に従って、バラムはバラク王の許へ出発する。

 22:22-35〈バラムとろば〉
 呪術師バラムはバラク王の許へ出発した。しかし、「彼が出発すると、神の怒りが燃え上がった。主の御使いは彼を妨げる者となって、道に立ちふさがった。(中略)主の御使いが抜き身の剣を手にして道に立ちふさがっている」(民22:22-23)
 バラムを乗せたろばは道の先に立つ主を見、怒りを感じ、暴れて前進を拒んだ。バラムはそれを知らず、三度、ろばを打った。
 主の御使いはバラムに忠告し(民22:32-33)、バラク王の使者と共に彼を進ませた。

 22:36-40〈バラクとバラムの会見〉
 呪術師バラム、モアブへ至りバラク王の歓迎を受ける。
 が、イスラエルの民の敗走は約束できぬ、とバラムはいった。
 なぜなら、彼らは主に祝福された民だからである。

 22:41〈バラムの託宣〉は第23章へつながりますので、また明日にでも━━。

 道の先に立つ主の御使い、……これを死と闇の代理人のように感じるのは筆者だけでしょうか。なんというか、主のダークな一面が具現化した姿、というような。
 それにしても、王の名がバラク……或る意味、すっげータイムリーだな。もうすぐ就任式だね。ヴェトナムはどう反応するんだろうなぁ。



 毎日2時間は長編小説の執筆に当てる。順調に進めば、1年後には第1稿脱稿か。
 そのとき、俺はどうなっているんだろう。おぐゆーさんに傍にいてほしい。俺に救いを。
 毎日毎日書きながら、オールディーズばっかり聴いている。特に、……
 ・オーティス・レディング:「ドック・オブ・ベイ」
  OTIS REDDING:(Sittin' on)The Dock of the Bay
 ・ライチャス・ブラザース:「ふられた気持ち」
  THE RIGHTEOUS BROTHERS:You've Lost that Lovin' Feeling
 ・ジェイムズ・レイ:「イフ・ユー・ガッタ・メイク・ア・フール・サムバディ」
  JAMES RAY:If You Gotta Make A Fool of Somebody
  常にヘヴィ・ローテーション中であります……。◆

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第0104日目 〈民数記第21章:〈カナン人に対する勝利〉、〈シホンとオグに対する勝利〉他〉 [民数記]

 民数記第21章になります。

 21:1-3〈カナン人に対する勝利〉
 モーセに率いられたイスラエル軍は、ネゲブにあるカナン人街を全滅させた。そこは後年、ホルマ(全滅)と呼ばれるようになった。

 21:4-9〈青銅の蛇〉
 民による、三度目の主とモーセに対する抗弁。主は炎の蛇を送りこんで民を死なす。が、モーセの訴えにより許しを与える。
 「モーセは青銅で一つの蛇を造り、旗竿の先に掲げた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぐと、命を得た。」(民21:9)

 21:10-2-〈モアブの谷までの旅〉
 イスラエルの民の道行きの場面である。
 死海を南方から東方へ移動してゆく過程が描かれるが、枕詞を重ねて西行道行きを演出した『雨月物語』の「白峰」を彷彿とさせられる。
 民はモアブ国境にて井戸(ベエル)を見出し、水を得る。

 21:21-35〈シホンとオグに対する勝利〉
 カナンの地へ迂回して進む民は、シホン王の統べるアモリ人の王都(21:21-25)、並びにオグ王の統べるバシャン人の王都(21:33-35)を占領する。

 最後の小見出しでは、カナン周縁国占領の様子を短いながらも記述しておりますが、ここでモーセに指示を与える主はあたかも軍神マルスの如し。
 BGMをかけるとしたら……、やはり、ホルスト《惑星》から〈火星〉でしょうか。
 いや、ショスタコーヴィチ交響曲第10番から第2楽章も、ありだな……。いや、マーラーの交響曲第6番《悲劇的》第1楽章、というテもあるか。◆

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第0103日目 〈民数記第20章:〈メリバの水〉、〈エドム王との交渉〉&〈アロンの死〉〉 [民数記]

 民数記第20章に入ります。

 20:1-13〈メリバの水〉
 アロンの姉、ミリアムが死んで埋葬される。
 民が第一の月に入植したツィンの荒れ野、カデシュには食料も水もなかった。
 主はモーセを通して、杖を取って岩を打ち叩いて、水を出した。民も家畜もそれによって生き存(ながら)えた。
 だが主はこれを民の反逆とみなし、カナンの地へ入ることを許さない、といった。
 「これがメリバ(争い)の水であって、イスラエルの人々が主と争った所であり、主が御自分の聖なることを示された所である。」(民20:13)

 これまでの主の怒りがここに集約され、後の伏線となって行く大事な箇所。ぜひ旧約聖書の該当箇所を、読んでみてください。

 20:14-21〈エドム王との交渉〉
 カデシュの王、エドム王へ、モーセは民の苦しみを訴える。
 エドム王は協力を拒み、自分の土地を通過することさえも許可しなかった。
 民はエドム王の土地を迂回して、カナンを目指した。

 20:22-29〈アロンの死〉
 カデシュをあとにして、ホル山へ到着した民を、悲しみが襲う。
 メリバの水の一件で民への怒りを抑えられない主が、アロンを御身のもとへ召したのである。
 アロンの祭服をホル山の山頂でエルアザルに着替えさせると、アロンは死んだ。
 30日の間、民はそこに留まって、アロンの死を嘆き悲しんだ。

 モーセの後継と目されていたアロンが、主の理不尽な怒りの犠牲にあって、死にました。
 このあと、民はモーセとエルアザルらに率いられ、カナンへの辛苦に満ちた歩みを進めてゆきます……が、それが決して一筋縄でいかないであろうことは、これまで読んできたなかでも明らかでありましょう。

 ついでに。
 エドムとは死海南方に広がる地。
 カデシュ(kadish)とはエドムを擁する荒れ野として出てきますが、これはユダヤ教徒の葬儀の際に詠まれる「死者を哀悼する祈祷」を指す由。
 レナード・バーンスタインの交響曲第3番《カディッシュ》KADDISHは、そのカデシュを、作曲者本人の手になるテキストを用いて書かれた現代アメリカ屈指の交響曲であります。
 イスラエル・フィルとの自作自演(DG)以外のお奨め盤は、佐渡裕=フランス放送響=メニューイン他(ワーナー)でありましょうか。◆

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第0102日目 〈民数記第19章:〈清めの水〉〉 [民数記]

 民数記第19章、短く参りましょう。

 19:1-22〈清めの水〉
 清めの水こそ聖なる哉。
 焼き尽くす献げ物をささげた祭司エルアザルは水で身を清め、死者に触れた者、死や墓に関わった者の汚れは、水によって清められる。

 「汚れた者で、身を清めない者は、会衆の中から断たれる。」(民19:20)


 水でありさえすれば、それは<清めの水>になり得る、ということなのでしょうか━━?
 ここは信徒や牧師・神父など、教会関係者によるご説明等を待ちたいと思います。◆

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第0101日目 〈民数記第18章:〈祭司とレビ人に関する規定〉〉 [民数記]

 民数記第18章に入りましょう。
 かつて、イスラエルの民は臨在の幕屋の前へ立つべからず、と主の達しがあった。それを踏まえての章となります。

 18:1-32〈祭司とレビ人に関する規定〉
 主はアロンに、3つのことを語った、……
 
 ①聖所の仕事はアロンとその子ら、父祖の家の者のみが従事せよ。臨在の幕屋全般の仕事は父祖の同族、即ちレビ人に委ねよ。
 一般の人がその仕事に携わったり近附いたりしたら、死刑に処せられる。

 ②民がささげた献納物を管理し、定められた一部を自らの物として取れ。
 神聖なる献げ物はアロンとその子らの物、献納物・奉納物はアロンとその息子、娘らの物である。
主へささげられた初物はいずれもアロンの物である。

 ③イスラエルの民の持つ土地のどこであっても、あなた(アロン)は自分の土地を持ってはならない。
 「わたし(主)が、イスラエルの人々のなかであなたの受けるべき割り当てであり、嗣業である。イスラエルでささげられるすべての十分の一をレビ人の子らの嗣業として与える。」(民18:2-21)

 民、なかんずく祭司を戴くレビ人への規制強化、といったところでしょうか。



 内定取り消しが未だに続く大学四年生を心配する。
 大手商社に内定が出ている(と仄聞する)あの人は、だいじょうぶだろうか、と、あの人だけを心配してみる。
 昨年まで在籍していた会社のグループ企業に、愛しの人が就職とはなぁ……。
 まぁ、だいじょうぶだろう、と安心はしているが、心配は続く。大きなお世話なんだろうけどさ、本人にしてみれば。◆

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第0100日目 〈民数記第17章:〈香炉〉、〈アロン、民を救う〉&〈アロンの杖〉〉 [民数記]

 民数記第17章です。
 本章は民への警告、見せしめの章であります。

 17:1-5〈香炉〉
 民16:35にて焼き滅ぼされた人が持っていた250の香炉を叩いて伸ばし、祭壇の覆いを作れ。
 「アロンの子孫以外の者が主の御前に近づき、香をささげてはならないことをイスラエルの人々に思い起こさせるためであり、コラとその仲間たちのようにならないためであった。」(民17:5)

 17:6-15〈アロン、民を救う〉
 イスラエルの民━━共同体全体がモーセとアロンに詰め寄って、逆らう。曰く、コラたち主の民をあなた方は殺してしまったではないか、と。
 見よ、そのとき、主の雲が臨在の幕屋に立ち、共同体の間に疫病を流行らせ始める。
 が、アロンが生者と死者の間に立って罪を贖う儀式を行ったので、災いは治まり、死者は14,700人に留められた。

 17:16-26〈アロンの杖〉
 主はモーセにいう。
 私は民に、自分が誰を選んだのか(主の前に立つべきは誰か)をはっきりとわからせる。各部族の長に一本の杖を名入りで掟の箱の前に置け、と。レビ族の杖にはアロンの名を刻め、とも。
 翌る日、アロンの杖にのみ花が咲き、アーモンドが実をつけていた。
 これは掟の箱の前に留め置かれ、反逆した者たちへの警告の証しとして保管された。

 怒りは留まることを知るが、その恐怖を何時何時までも民は忘れてはならない。この世には死よりも悪いことがある。
 旧約聖書の神というのは、残虐であると共に、怒りの神であり、専制君主にも似た存在なのかもしれない、と考える今日この頃……。◆

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第0099日目 〈民数記第16章:〈コラ、ダダン、アビラムの反逆〉〉 [民数記]

 民数記第16章になります。

 16:1-35〈コラ、ダダン、アビラムの反逆〉
 レビ族の者コラが、同族のダダン、アビラムと結託、250人の共同体の指導者たちを煽動し、モーセ、アロンとその子らに反逆する。
 コラはいう、━━われわれ(レビ族)すべてが主から聖別された者である、なのに何故あなた方(モーセ、アロンとその子ら)だけが会衆の上に立ち、かつ、民を荒れ野にさまよわせて死なせるのか、と。
 主を通じてモーセはコラたちに、各々一つずつ香炉を持って、臨在の幕屋へ集まるよう伝える。そこで主が裁きを下すからである。
 彼らがそうすると、即ち反逆者たちは、「すべて、生きたまま、陰府(よみ)へ落ち、地がそれを覆った。彼らはこうして、会衆の間から滅び去」(民16:33)り、「火が主のもとから出て、香をささげた二百五十人を焼き尽くした。」(民16:35)

 特別に聖別したレビ族に対してもこの仕打ち、……無情である。いや、レビ族だったから、その仕打ちというべきか。彼らには特に厳しく、という? 
 本章のクライマックス、反逆者たちが地に呑みこまれてしまう場面には、出エジプト記でモーセたちイスラエル人が葦の海(紅海)を渡ってエジプトを脱出するシーンを彷彿とさせられます。が、それが皮肉な裏焼きとなっていることは、明らかでありましょう━━。◆

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第0098日目 〈民数記第15章:〈献げ物に関する補足〉、〈安息日の違反〉&〈衣服の房〉〉 [民数記]

 民数記第15章に入ります。

 15:1-31〈献げ物に関する補足〉
 民がカナンの地に入ったらば、特別の誓願を果たすため、種々の献げ物をささげ、宥めの香りをささげよ、と主はいう。
 「あなたたちも、あなたたちのもとに寄留する者も、同一の指示、同一の法に従わなくてならない。」(民15:16)

 15:32-36〈安息日の違反〉
 安息日なのに休まず、荒れ野で薪を拾っている者があった。それを咎めて主はいった、共同体全体によってその者は死刑に処せられなくてはならない、と。
 果たしてその者は、共同体全体によって、石で打ち殺された。

 15:37-41〈衣服の房〉
 民は代々に渡って衣服に房を付け、常に主を意識し自らの行動を律せよ、と主はいう。
 「あなたたちの神に属する聖なる者となりなさい。」(民15:40)

 たぶん、第14章から続けて読んでしまった方が、この章が言わんとしていることは明瞭になるのではないか、と思うのです……。◆

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第0097日目 〈民数記第14章:〈民の反抗〉&〈土地侵入の最初の企て〉〉 [民数記]

 民数記第14章です。

 14:1-38〈民の反抗〉
 なおも民は不満を漏らし、エジプト脱出からして誤りであった、とまでいい出す始末。
 偵察隊に加わっていたヌン族の子ヨシュア(民13:8ではホシュア)とエネフ族のカレブのみが、主の御心に従ってカナン入植~侵攻の是を訴える。
 自らの意向に反する民を前に主は憤り、ヨシュアとカレブ以外の偵察隊(各部族の指導者たち)を疫病で死なせる。

 そして、いう。
 「お前たちは死体となって荒れ野に倒れるであろう。私に対して不平を言った者、つまり戸籍に登録をされた二十歳以上のものは誰一人、私が手をあげて誓い、あなたたちを住まわせると言った土地に入ることはない。ただし、エフネの子カレブとヌンの子ヨシュアは別だ。お前たちは、子供たちが奪われると言ったが[民14:3]、私は彼らを導き入れ、彼らはお前たちが拒んだ土地を知るようになる。しかし、お前たちは死体となってこの荒れ野で倒れる。お前たちの子供は、荒れ野で四十年の間羊飼いとなり、お前たちの最後の一人が荒れ野で死体となるまで、お前たちの背信の罪を負う。」(民14:29-33)

 私に抵抗するなら相応の覚悟をせよ、荒れ野で彷徨(さまよ)い人となって流離(さすら)うことを後悔せよ、というところか。
 重要なので、敢えて長文引用しました。


 主のこの言葉通り、カナン入植を許されていない(約束されていない)者が彼の地へ入ろうとするのが、
 14:39-45〈土地侵入の最初の企て〉
 である。
 主に背いた者はたちまち、カナンの先住民アマレク人、カナン人に撃たれて滅びた。


 <神は残虐である>。海外の小説や映画でどうしても合点の行かなかった点が、それでした。
 しかし、ここに至って霧が晴れたような感がしています。◆

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第0096日目 〈民数記第13章:〈カナン偵察〉&最後に、おぐゆーさんのこと。〉 [民数記]

 民数記第13章であります。

 “乳と蜜の流れる土地”カナンへ接近━━イスラエルの各部族の指導者たちに、モーセを通じて主から命が下る。
 ━━彼の地、カナンへ偵察に赴き、その土地の情勢を探り、果実を取って来よ、と。
 指導者たちは任務を果たし、エシュルコの谷で一房のぶどうと、ざくろやイチジクを取って、40日後に帰還した。
 モーセや共同体の前で、彼らは報告した。
 カナンの土地の情勢は悪い。街は城壁を構えて民は手強く、アナク人の子孫やアマレク人、ヘト人、エブス人、アモリ人、カナン人が住んでいる、と。
 動揺する民を、指導者の一人、ユタ族エフルの子カレブは鎮めて進軍を上告する。
 が、他の指導者たちはそれに反対、却って民の間に狂言綺語を流布してゆき……。

 これまでなら、民は主の命令に従ってカナンへ進んだことでしょう。しかし、民の心は揺れて二の足を踏み、偵察者たる者らの間でも分裂が始まってゆきます。
 ここに至り遂に/漸く、旧約聖書の本性が露わになった、と申せましょうか。



 最後に一言、おぐゆーさんのこと。
 クリスマス・イヴの仕事を最後に、もう二度と会うことはないんだろうな、と思っている。
 沈黙が最良の証拠。それが最善の選択肢であったのだろう。
 そうではあっても、未だに好きで、想いを引きずっていることに、変わりないんだけどね。

 さて、では南方の国……アメリカを負かした唯一の国に出発だ。◆

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第0095日目 〈民数記第11章1/2:〈うずら〉&民数記第12章:〈ミリアムとアロン〉〉 [民数記]

 民数記第11章で残していた小見出しについてのノートです。
 民の不満に端を発した主の怒りが描写されます。

 11:31-34〈うずら〉
 風が海からウズラを運んで来、宿営のまわりに積み重ねられる。民は終日終夜これを蓄え、食べた。
 主は怒って疫病を流行らせ、不埒な民を一掃した。その地はキブロト・ハタアワ(貪欲の墓)と呼ばれた。



 では、民数記第12章に入りましょう。

 11:35,12:1-16〈ミリアムとアロン〉
(11:35 民はキブロト・ハタアワを発ってハツェロトへ至る。その地での出来事である。)
 ミリアム(出15:20-21,モーセたちがエジプトを脱出した際、葦の海[紅海]で神を讃美する歌を歌った。女予言者でアロンの姉。即ちモーセの姉)とアロンが、モーセが旧主人の女性を妻にしている、と咎める。
 次いで、主の依り代たるモーセの役割に嫉妬し、侮辱の言葉を投げる。
 それを聞いた主はミリアムとアロン、モーセを臨在の幕屋の前に呼び立て、アロンとミリアムに語りかける。
 「あなたたちは何故、畏れもせず、私の僕(しもべ)モーセを非難するのか。」(民12:8)
 これは、主の怒りの言葉である。
 ミリアムはたちまち重い皮膚病にかかり、救済の願いもむなしく、規定に則って隔離された。
 その後、民はハツェロトを発ち、バランの荒れ野を目指した。

 民の心、特に祭司たちの心がモーセから離れ、主へ猜疑の目を向けるようになったのを、露骨に示した章といえましょう。 
 こうして民は信仰を徐々に失い、結束がゆるんでゆき、やがてカナン侵攻の大きな妨げになってゆくのでした。



 ヴェトナム滞在中は秘書がこのブログを、仕事場から更新します。
 よろしくお願いします。◆

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第0093日目 〈民数記第11章1/2:〈民の不満〉〉 [民数記]

 本日は民数記第11章です。

 11:1-30〈民の不満〉
 イスラエルの民は主の雲に従って荒れ野を放浪する。
 放浪の日が続くほど食料は枯渇してゆく。肉も野菜も、魚も果物もない。あるのはマナ(出16,特に16:13-16)のみ。これだけでは耐えられない。
 民はモーセに苦情を寄せ、モーセは主に訴えた。
 自分一人で民の苦しみを背負わなくてはならないのか、と(民11:10-15)
 それを聞き入れて主は、モーセと共に苦しみを分かち合う者(民の長老と役人総計70人)を臨在の幕屋へ連れて来よ、という。主は集まった彼らの上に雲となって現れ、「モーセに授けられている霊の一部を取って、七十人の長老にも授けられた。」(民11:25)
 一方、宿営にいたエルダドとメタドにも、モーセの霊の一部が与えられ、同様に預言状態になった。モーセの従者ヨシュア(出17:9初出)が辞めてくれるよう願っても、モーセは受け容れなかった。

 ……まぁ、第11章〈民の不満〉とは、こんなプロットを持つ章です。
 ここは実は重要な章でありまして、主は後々までこのときの民の不満を覚えています。
 それが今後のカナン侵攻にどれほど大きな障害となるか……でも、ここでは、これ以上のお話はやめておきましょう。

 第11章にはまだ続きがありますが、内容的に次の第12章にまたがります。従って、残りは便宜的にそちらで扱うことと致します。
 なお、明日01月10日は安息日とさせていただきます。が、かといってブログの更新を休むとは言っていませんので、あしからず。



 シューマンの《アダージョとアレグロ》変イ長調op.70は、やっぱりオーボエの方がしっくり来ます。
 ……クラリネットは許容範囲だけど、チェロはひどすぎる。マイスキーのあれは拷問ですよ。◆

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第0092日目 〈民数記第10章:〈二本の銀のラッパ〉、〈シナイ出発〉他〉 [民数記]

 立ち止まることなく、民数記第10章へ行きましょう。

 遂にモーセとアロン、その子ら、イスラエルの民はシナイの荒れ野を出発します。
 主がいったように、雲が一行を先導し、バランの荒れ野にとどまり、彼らを宿営させました。彼らはそこに宿営する。(民10:11-28〈シナイ出発〉)

 主は出発に先立ち、二本の銀のラッパを作れ、と命じていました。これは、共同体の集合や宿営の出立に用いられ、また、出陣のときや献げ物をささげる際にも吹かれるのでした。(民10:1-10〈二本の銀のラッパ〉)

 シナイの荒れ野を発つ前、モーセは、故郷ミディアンへ帰るという義兄レウエルの子ホバブに、翻心を試み共に来てくれるよう懇願します。(民10:29-32〈モーセとホバブ〉)

 進軍するときは常に一行の先頭を、契約の箱(アーク、聖櫃←『レイダース』ですわ)が進む。
 「主の箱が出発するとき、モーセはこう言った。
  『主よ、立ち上ってください、
   あなたの敵は散らされ、
   あなたを憎む者は御前から逃げ去りますように。』
  その箱がとどまるときには、こう言った。
  『主よ、帰ってきてください
   イスラエルの幾千万の民のもとに。』」と。(民10:33-36〈契約の箱〉)

 ミディアン……何度この名前を聞いても思い浮かべるのは、クライヴ・バーカーのダーク・ファンタジー小説『ミディアン』(集英社文庫)なんですよねぇ。
 そういやこの、“Night Breed”の続編ってどうなったんだ? “ART”の続編は? 『アバラット』の続きは? ついでにいえば、これのディズニー映画化は?
 S.キングの《ダーク・タワー》やトールキンの《指輪物語》みたく、何十年もかけて書かれて、読者は完結を気にしながら待つしかないのかな━━。ただ、そのときのバーカーに、それだけのイマジネーションと筆力と体力があるとも思えないんだな。
 ふむぅ……。



 ……負けないもん。がんばるもん。泣かないもん……。
 ルイジ・ノーノ風に言えば、《進むべき道はない、しかし、進まなくてはならない》のだ。
 下を向いて自棄になり、すべてに絶望して諦めて放り出すのだけはごめんだ。
 満身創痍になってでも、前へ進み続けてやる。
 つまり、こういうことだ━━
「おれは行く。長い昼と快適な夜を。すべての世界が終わったときに、道の終わりの開拓地で会わんことを。」(S.キング『暗黒の塔』下 P452 新潮文庫)
 サンキャー。◆

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第0091日目 〈民数記第9章:〈月遅れの過越の規定〉&〈雲が幕屋を覆う〉〉 [民数記]

 民数記第9章に入ろうと思います。

 9:1-14〈月遅れの過越の規定〉
 通常、第1の月の14日の夕暮れに、イスラエルの民は過越祭を祝う。
 だが民のなかには死体に触れて汚れてしまい、過越祭に参加できない者もいた。彼らはモーセに談判し、モーセは主に訊ねた。
 主のモーセにいうらく、……
 第1の月の過越祭に参加できなかった者のために、第2の月の14日の夕暮れに主の過越祭を行う。彼らはそれに参加できる。汚れてしまった者も、遠くに旅立っていて者もみな、第2の月の14日目の過越祭に参加できる。
 但し、そうした特別な理由があるわけでもないのに過越祭に参加しない者は、すべからく民のなかから断たれる。


 9:15-23〈雲が幕屋を覆う〉
 イスラエルの人々がシナイの荒れ野をさまよっている。雲が彼らを先導し、止まれば民はそこで宿営した。臨在の幕屋の上から雲が離れて移動したら、民は再び出発する。
 「彼らは主の命令によって宿営し、主の命令によって旅立った。」(民9:23)

 過越祭は、かつて出エジプト記第12章第23-27節にて触れられた、主がイスラエルの民の家の前を通り過ぎたことに起因するお祭りです。◆

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第0090日目 〈民数記第8章:〈燭台のともし火皿〉、〈レビ人の清めの儀式〉&〈レビ人の任期〉〉 [民数記]

 民数記第8章であります。

 8:1-4〈燭台のともし火皿〉
 かつてシナイ山の頂で主はモーセに、純金の燭台の作り方を教え(出25:31)、ベツァルエルとオホリアブの監督下にそれを作らせた(出37:17)。
 その燭台の前方を照らすために、七つの灯火皿を置いておくように、と、ここで主はモーセにいったのでした。

 8:5-22〈レビ人の清めの儀式〉
 主がいうには、レビ人は清められ、穀物の献げ物、贖罪の献げ物、焼き尽くす献げ物をささげて、罪を贖う儀式をして後、臨在の幕屋での仕事に従事できるようになる、ととのこと。

 8:23-26〈レビ人の任期〉
 レビ人が臨在の幕屋で仕事できるのは、25歳になってから。彼らは50歳になったら、その仕事から離れなくてはならない。再就労は不可である。
 自分の同族のものに代わって仕事することは許されない。

 んふーん……。



 ちょっとした挑戦を実行。自宅から約11キロ先の眼鏡屋さんに歩いて行こう。
 ━━午後13時25分に出発、鎌倉街道を経て午後15時53分眼鏡屋さん着。
 スターバックスで憩って眼鏡屋さんの最寄り駅を16時35分に出発、17時45分に<境界>の信号着、18時29分にいつものスターバックスに行って本を読み、長編小説の冒頭を起稿。
 21時00分件のスターバックスを経ち、22時15分自宅着。

 往復約22キロ、約5時間のお散歩でした。◆

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第0089日目 〈民数記第7章:〈イスラエルの指導者の献げ物〉&〈神、モーセに語りかける〉〉 [民数記]

 民数記第7章に入りましょう。


 7:1-88〈イスラエルの指導者の献げ物〉
 幕屋が建てられてその付属物に油が注がれて聖別された日、イスラエルの指導者(部族の指導者━━“長”ではない?━━で、登録を担当した人たち)からレビ人へ、種々の献げ物があった。
 それら献げ物は、作業分担に応じて、ゲルションの子らとメラリの子らに与えられた。
 ケハトの子らは、聖なる物を運搬する役目にあるため、献げ物は与えられなかった。

 祭壇に油が注がれる日、主はモーセを通していった。「指導者は祭壇奉献のための献げ物を、一日に一人ずつささげなさい。」(民7:11)と。
 その順番は、以下の通りであります。
 第01日目は、ユダ族の指導者アミナダブの子ナフションが、
 第02日目は、イカサル族の指導者ツアルの子ネタンエルが、
 第03日目は、ゼブルン族の指導者ヘロンの子エリアブが、
 第04日目は、ルベン族の指導者シェデウルの子エリツルが、
 第05日目は、シメオン族の指導者ツリシャダイの子シェルミエルが、
 第06日目は、ガド族の指導者デウエルの子エルヤサフが、
 第07日目は、エフライム族の指導者アミフドの子エリシャマが、
 第08日目は、マナセ族の指導者ペダツルの子ガムリエルが、
 第09日目は、ベニヤミン族の指導者ギドオニの子アビダンが、
 第10日目は、ダン族の指導者アミシャダイの子アヒエゼルが、
 第11日目は、アシェル族の指導者オクランの子パグイエルが、
 第12日目は、ナフタリ族エナンの子アヒラが、
それぞれ祭壇奉献のための献げ物をします。
 民数記第2章にて配備された順番になっているのが、おわかり頂けますでしょうか?

 献げ物の内容は、全部族共通で、
 ①香を盛った重さ10シェケルの金の柄杓1つ、
 ②銀器として、重さ130シェケルの銀の皿1枚、重さ70シェケルの銀の鉢1個、
 ③穀物の献げ物として、上の銀器それぞれにオリーブ油を混ぜた上等の小麦粉を盛り、
 ④焼き尽くす献げ物として、若い雄牛1頭と雄羊1匹、1歳の雄の小羊1匹、
 ⑤贖罪の献げ物として、雄山羊1匹、
 ⑥和解の献げ物として、雄牛2頭、雄羊5匹、雄山羊5匹、1歳の雄の小羊5匹、
━━以上が、献げ物の内容となります。


 7:89〈神、モーセに語りかける〉
 臨在の幕屋にて、モーセは神と対話する。主にレビ人の儀式などについてですが、これは第8章で詳述されます。



 あ~、今日から始動だぁ……脳みそ未だお正月モード満喫中ですよ。JAM.
 東京某所のなんちゃらフォーラムで、営業さんとスタッフと一緒に、催事の打ち合わせでした。またプレゼンとパンフ原稿書きかぃ! むふぅ。
 明日は仲間のバンドのライヴに、ジャズ・ドラマーの店へ。11日は新宿にて彼らの初ワンマン。そのため、ヴェトナム行きは1日延期します。◆

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第0088日目 〈民数記第6章:〈ナジル人の誓願〉&〈祭司による祝福〉〉 [民数記]

 民数記第6章です。

 6:1-21〈ナジル人の誓願〉
 章題の「ナジル人」とは、特別な誓願を立てた「神にささげられて聖別された人」のこと……だそうです(共同訳付録15ページ解説による)。

 ナジル人になる誓願を立てている期間中は、髪を切ってはいけませんよ。なぜならそれは、髪への献身の印だからです。

 ナジル人である間はぶどう酒やぶどう液、或いはぶどうの実など、ぶどうの木からできたものはなんであっても、一切口にしてはならない。

 ナジル人として主に献身している期間中、死体へ近づいちゃダメですよ。触れると、献身の印である伸ばしッ放しの髪は汚れたものとなります。
 髪が汚れたならば、8日目に祭司の許で、罪を清める贖いの儀式を行う。そうしてから、改めてナジル人となる誓願を立て、期間を設ける。

 ナジル人である期間が満ちる日、そのナジル人は以下の献げ物を携えて、祭司を訪う。
 ・焼き尽くす献げ物、
 ・贖罪の献げ物、
 ・和解の献げ物、
 これらの献げ物を祭司は受け取り、主にささげる。
 そのあとで、ナジル人はナジル人であることから解放され、ぶどう酒などぶどうの木からできたものを口にしてよい。


 6:22-27〈祭司による祝福〉
 文字通りの内容です。
 モーセを経由して、アロンとその子らによるイスラエルの人々への祝福の言葉が語られています。
 ━━主があなた方を守ってくれますように、あなた方を照らして恵みを与えてくれますように、あなた方に平安を賜ってくれますように。
 (……このあたりまで来ると、モーセは依り代(中継点)としての役目しか果たしていないようです。しかし、後半になると、この人もちょっと悲劇的扱いを受けるようになるのですが……それはそのときのお話としましょう。)


 ここを読んで過去を思い出して“なるほど”、と納得したことが一つ。
 結局のところ主って、民を階層に分けた上で相応の接し方をしたいんだな。<博愛>が聞いて呆れるぜっ!



 来週から日本語を教えに、ちょっくらヴェトナムまで行ってきますぜ。
 ブログは悠然と更新続行。携帯メールも秘書経由で届くんでご安心を。
 担当編集者サマ、━━そういうわけで、締め切り伸ばしてくださいな♪◆

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第0087日目 〈民数記第5章:〈汚れた者を分離せよ〉、〈祭司が受け取る分〉&〈姦淫の疑惑を持たれた妻の判決法〉〉 [民数記]

 民数記第5章であります。

 5:1-9〈汚れた者を分離せよ〉
 レビ記で「汚れたものをどう処置するか」が語られていました。即ち、重い皮膚病を患ったもの(レ13)、漏出のある者(レ15)、死体に触れて汚れた者(レ11他)、が、ここでははっきりと汚れた者と規定されています。
 彼らを宿営の外へ追い出せ、と主はモーセとアロンに伝えました。私がそのただ中に住んでいる宿営を汚してはならない。」(民5:3)からです。
 ●主ってずいぶんと潔癖症なんですね。


 5:5-10〈祭司が受け取る分〉
 祭司の報酬について語られます。
 要するに、人が祭司に与えたものはすべからく祭司のものであり、主へ与えられたものであっても祭司が受け取ってよい分がある、ということ。
 ●政治家みたいなことやってるんですな。別にいいけどさ。


 5:11-31〈姦淫の疑惑を持たれた妻の判決法〉
 妻に不倫の疑いありと感じたならば、夫は罪の判定のための献げ物を持って、連れだって祭司を訪え。
 祭司は苦い水の呪いを妻に与える。
 不倫が事実ならば、妻は呪いによって体を損ない、民の前で辱めを受ける。夫の思い過ごしならば呪いは(当然)効力をなくし、却って妻は妊娠して子を授かる。
 夫が心迷い伴侶を疑って祭司の許へ妻と行っても、「男は罪を負わない。妻は犯した罪を負う。」(民5:31)
 ●なんだろうね、この女性蔑視。男の責任逃れにも「ふざけるなっ!!」という気持ち。はらわたが煮えくりかえっております。
 伴侶を疑うなんて、最悪の男だな。疑われるような素振りをする方も悪いのかもしれんが、祭司のところへ行く前にやることあるだろう。それとも、これって現代でしか通用しない考え方???????
 ああ、それにしても、“妻が不倫して云々”か……。


 今日と明日は英米ロック漬けの日と決めました(昨夜の新年会がいけないんだ……!)。とはいっても1950-60-70-80-90年代のアーティストでリセットされてるんですけどね。
 まずはYESとEL&P、それから10代のときにリアル・タイムで聴いていたヒューイやボス、MJや王子様とかに行きますか……。
いま聴いているのは、JONNY COLLAの初ソロ・アルバムです。◆
2009年1月3日 13時28分

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