第0403日目 〈「列王記下」前夜〉 [列王記・下]

 明日から「列王記・下」に入ります。
 サウル-ダビデ-ソロモンによって統治されたイスラエルが、北王国と南王国に分裂した経緯とその後が「列王記・上」で語られました。ソロモン王の背信が主の怒りを招き、ヤロブアムを立てて王国は分裂させられたのでした。
 南王国ユダは“ダビデの家”の者が代々王位を継承して悠希、北王国イスラエルはヤロブアム以後代々王朝は交代し最後にアハズヤが紹介されて、「列王記・上」の幕が閉じられました。
 「列王記・下」はそのアハズヤ王の死と預言者エリヤが天に上げられる場面で幕を開き、やがて北王国イスラエルの王都サマリア、続けて南王国ユダの王都エルサレムが陥落して滅亡へ至るまでのさまざまなエピソードで構成される、歴史書のなかで最も波乱とドラマ性に満ちた一書といえます。
 それでは明日から、ノートを通して「列王記・下」の世界を一緒に歩きましょう。◆
タグ:列王記・下

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