第3755日目 〈病床からのレポート ──2024年01月01日篇。〉 [日々の思い・独り言]

 そうはいうても「レポート」の体は成さないことだけは、いまからはっきりわかっている。

 みくらさんさんかは令和6/2024年01月01日午前6時頃、かかりつけの病院へ緊急搬送された。例の、首の腫れから腰に至る背中の各部位に、これまでに記憶がない程尋常でない痛みを覚えたからだ。数時間は我慢したものの遂にそれも限界に達して、救急を頼ることにしたのである。午前05時20分頃か、119番通報をしたのは。
 10分くらいで地域救急が到着した。車内ではかかりつけの病院が受け入れできない場合、他へ行く可能性もあるといわれた。仕方のない話だ。時期が時期だからね。が、かかりつけの病院へ運んでほしかった。いちばん話がスムースに進み、自分のカルテもあり、なにより三が日明けには診察の予定が入っていたから。
 結論を述べればかかりつけの病院に上記の時間に到着して、しばらくは痛み止めの点滴をした。その間も痛みは絶え間なく襲いかかり、脇腹と背中の左側が殊に痛むとあってはおとなしく横になっていられようはずもなく、悲鳴と苦悶の声をあげながら(我慢できるレヴェルを越えていた)、時間を過ごし……脂汗がじんわりと頭皮に浮かんでからは首や背中にかけてひっきりなしに出てくるわ、吐き気を覚えて吐こうにもそのたび背中が痛むわ、……正直なところ、もう生きた心地がしなかった。
 それでもCTやレントゲン、心電図の検査を済ませて当直医の仰るには、確実に悪くなっている、と。いつ基準で「悪くなっている」なのか聞きそびれたけれど、前回クリスマスの時だとすればこの短期間で症状は斯くも悪化したことになる。看護師の方も、晦日の日からいまの痛みが続いている、というたら、よくそんなに我慢できたね、と同情の声(と捉えたい)をあげてくださった。
 その後、痛み止めの点滴が多少なりとも効いたのか、背中や腰の痛みは我慢できる程度まで落ち着いた。午前8時頃である、みなとみらいの眺めを横目にできる病棟の個室に移動したのは。これからの生活に不安を感じ、自分の痛みを冷静に分析しながら、時を過ごした。その間、病棟の看護師さんや、宿直の内科医の先生、薬剤師の方がお見えになり、検査や問診があった。民については、年末に処方された薬が効かなくなっているので新たにもう一種類、追加で出された。要するにわたくしは、朝昼晩就寝前と痛み止めの薬2種類を服むことになったのである。
 昼から普通のご飯が出たけれど、「食べたい」「食べなくては」と思いはするもののどうしても箸をつけられず、ご飯と果実の他はまったくというてよい程食べられなかった。逆に先程終えた夕食は、ご飯をはじめ魚や煮物などすべて食べられたのだから、内心安堵した部分が多々ある。
 また首の腫れの痛みが強くなってきたので、本稿はそろそろ擱筆とする。文意の通じぬ箇所幾つもあろうが、状況が状況ゆえご勘弁願えれば幸甚である。
 それにしても、元日から入院とはな……かかりつけの先生による診療がすべて終わって退院するまでと聞くから……あと何日ここのお世話になるのだろう? 母のみならず自分までとは。◆

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