第3748日目 〈病気と闘いながら、今年よりは良い来年を迎えたい。〉 [日々の思い・独り言]

 体調不良に伴って読書が遅れていた杉原泰雄『憲法読本 第4版』について、年内の再読終了を目論んでいたがそれはどうやら水泡と帰すことになりそうだ。というのも二週間程前から呻き続けて罵詈を叫んでいた腰と背中、両脇腹、左股間(鼠径部)の断続的かつ移動する痛み、そうして右耳後ろの腫れと痛みの原因、今後の治療方法等がわかってきたからだ。
 クリスマスの昼、救急車を呼んで運ばれたかかりつけ病院の緊急医療室での検査に拠れば、すべてはリンパの腫れによるものの可能性が高いという。
 最近はCT撮影をしていなかったので「いつから」とは判然としないが、前回撮影した2022年秋と、今年夏の脳梗塞を発症した際に撮影された(別病院での)写真を並べてみるとリンパがいまのように拡大して神経を圧迫、痛みや腫れをもたらしたのはここ三、四ヶ月のことである様子。これとて明日の診察を経ないと正確な原因などわかりかねる部分が大きいのだけれど、リンパが拡大しているのは事実。原因が実はまったく違うものでした、なんて結果にはならないだろう。
 実際にリンパが原因だったとして、もうこんな時期だから化学療法を行うのは年明けからになる由。当面はこれまでもらっていたよりも強い薬と、今日もらった痛み止めの薬で対処してゆくしかなさそう。
 けれど、未確定ながら原因と目されるものが判明しただけでもよかった。つくづくその点は感謝している。救急車を呼ぶのが前回──二週間前──であれば、クリスマスの今日あたりに退院できていたかもしれない。誰も、なにもいわなかったが、今日救急車を呼んで運びこまれたのは「時、既に遅し」なのかもしれない。血液内科の先生が既に退勤されていたので詳細なお話が聞けなかったのは残念である。
 痛み止めの点滴のお陰で、運ばれる前よりは痛みも治まっている。昨夜から今日昼にかけてのように非道くはない、という意味だ。それでもこの状態が続いていることが、とても嬉しい。
 とまれ、原因と考えられることは判明した。明日が本来の診察日であったこともよかった。救急隊の方々の対応、病院の緊急医療室の方々の対応も嬉しかった。わたくしは幸せ者だ。すべては導きである。人に恵まれること、これがいちばんの宝である。この病院との縁を結んでくれた母に感謝している。
 斯様な次第で、今年はまだ一週間あるけれど『憲法読本 第4版』読了を無理して目指すのは、止めることにした。負担をかけないこと、無理をしないこと、規則正しい生活をすること。自分が抱えている病気を沈静化させるためなら、読書が二義的になるのは仕方ないと思う。命あっての、健康あっての趣味である。
 それにしても令和5/2023年はいろいろ散々な一年であったな……。来年は良い年(Better Year)でありますように。◆

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